目次
札幌でお部屋探しを始める方にお部屋の見学から申込までのコツを教えます。
不動産会社選びのコツ
札幌には不動産会社は1000社以上あります。賃貸マンション・アパート・戸建を紹介してくれる会社(仲介会社と呼ばれる)は何百社とあります。
お部屋探しのコツは賃貸仲介専門の会社じゃなくても(売買仲介会社でも)賃貸物件の仲介は不動産の免許登録をした会社なら何処でも部屋探しができることを覚えておいてください。
賃貸仲介を専門に行っている会社と行っていないけど紹介できる会社の違いは会社の情報量や専門分野に関する知識です。また、札幌は他県に比べて賃貸マンション・アパート・戸建の情報が不動産会社で共有されている率が非常に高いです。
賃貸物件を共有し色々な不動産会社が共有できる仕組みとは?
札幌の部屋探しのコツとして覚えてくのはお部屋の情報は不動産会社間で共有されている。
ポータルサイトを見ていると同じお部屋の情報をいろいろな不動産会社で載せていることがありますよね。あれがまさに共有している状態です。
仕組みはお部屋をオーナーから頼まれて管理している会社が早くお部屋が決まるように色々な仲介会社に情報を提供しています。結果1つの会社だけでなく複数の会社が同じ物件をポータルサイトに掲載していたりする状態になります。
ここで札幌の部屋探しのコツ。札幌の仲介会社(お部屋を紹介する会社)が管理会社(オーナーから物件の管理や紹介元を探す事を任された会社)から頼まれて複数のお部屋の情報を載せている事を前段で説明しましたが、1社しか載せていないようなお部屋を見つけたら掘り出し物なの!?複数の会社が載せていないお部屋を見つけると人気物件なのかな?なんて数多くのポータルサイトで物件を見ている方は思うかもしれません。
その物件情報は本当に正しい情報か。不動産会社で紹介できない賃貸マンション・アパートはありません人気物件ならばこぞって複数の会社がポータルサイトにのせます。店舗に来た方だけにご紹介!なんてしていたら効率が悪いですから。
なぜ1社しか載せていないのか。
1つ目の理由 仲介会社も兼ねて営業している管理会社が直接ポータルサイトに掲載している。他に紹介はできるが自社で決めれる自信のある優良物件の可能性あり。
人気物件なら他社に任せなくても決まりますよね。こんな物件はポータルサイト以外でも色々な会社からも紹介が入りまくります。まさに早いもの勝ちのお部屋。
見極めのコツ:ポータルサイトのおすすめポイントに自社管理の人気物件!などと記載してあるケースが多い。
2つ目の理由 単純に更新遅れが原因で取り残された物件。ポータルサイトの情報は基本人力の手打ち入力です。削除するもしないも作業が必要ですので遅れもあります。ただし、悪質な場合もあるので要注意。
見極めのコツ:その物件名で検索して他のサイトの情報が削除されている場合はこのケースに該当する可能性が高いです。
3つ目の理由 専任、専属選任の場合。これはその会社しか紹介できない限定物件でなかなかお目にかかれません。分譲マンションタイプの個別オーナーの場合などが多いです。
見極めのコツ:ポータルサイトの取引態様をみて専属、専任などの記載を確認しましょう。
以上のような理由から単純にお部屋を探すだけでなく不動産会社の立場などから意図を把握してお部屋探しをすることがいいお部屋にあたるコツを掴めるはずです。
おすすめの最強ポータルサイトの情報は「札幌で条件ピッタリの部屋を探すのに役に立つ究極の部屋探しアプリ」をご覧ください。
早い段階でいいお部屋を見極めるコツ
いいお部屋を見つけるのに最低でも何部屋見るべきか?やはり皆さんは1、2件で決めることに抵抗がある印象は不動産会社から見てもまだまだあります。一昔前なら店舗に行くか情報雑誌の紙媒体での案内前の判断だったので実際に現地に行くと印象がまったく違うなどあり数多く見ないと決めれない理由はありました。
しかも、案内は基本的に土日祝日の人の入出が多い日なので何件も見ている間に1番最初に見た物件にしようと決めた時には他の人で申し込みが入っているなんて残酷な結末が。ただ、悲観せずに「縁がなかったから。」と次に移行する方もいるかとは思いますが勿体なさすぎるの一言に尽きます。数は売買物件のように少ない数から選ぶわけではありませんが、いい物件は他に見つけれるかは容易ではありません。
物件を見る前に絞り込みをする。
お部屋探しで迷うのは実際に現地に行く前にそこそこ把握できたことがその場で妥協しきれなくなることです。例えばお風呂、トイレは一緒で大丈夫と思ってはいたけど現地に行くと「やっぱり無理かな」なんて事も。この条件が変わるだけでその日に見る物件の構成が一気に崩れます。そうするといい物件にあう時間を無駄にします。
最低限必要な条件・エリア・間取り・駅までの距離・家賃
こだわりの条件に優先順位をつけるお風呂、トイレ別、オートロック、エアコン、築年数5年未満
など色々なポータルサイトでも条件の細かい設定はできるので自分なりに優先順位をつけることが大切です。
条件選択にお悩みがる方はこちらの「札幌でお部屋探しをする時にこだわりの条件で迷う方も多い」の記事をお読みください。
お部屋探しのコツ。ポータルサイトで検索条件を細かく絞り込んだ後は検索条件の保存を行う。検索条件が細かい方は再度検索条件を入力するのが非常に面倒です、ここであきらめて振出しに戻りつかれる方が多いかと思いますが大手ポータルサイトはほとんどが検索条件の保存ボタンがあります。必ず検索条件が多い方はこの機能を使ってお部屋探しを進めてコツをつかんでください。
お部屋探しのコツ。検索条件で新築を選ぶ方は「急ぐこと」新築で気になる物件があれば内覧は早い段階で行ってください。日当たりのいい部屋からどんどん決まっていきます。新築に限っては早い段階で条件に合う新築で向きがいい部屋があれば、新築部屋探しのコツは「急ぐ」が鉄則です。
見学時のチェックポイントを見極めるコツ
実際に気になるお部屋を見つけたら内覧です。ここまでで条件は絞っているので現地で確認する事で絶対条件のポイントを教えます。
現地での見極めで大切なのは
・日当たり
日当たりは特に気温が下がる札幌の冬では必須条件です。向きは当然に南向きから始まり西や東となり最低は北向きです。ここまでは当たり前に確認するポイントです。
見極めのコツ:日が当たる部屋でも何か寒い何てことはあります、気のせいじゃなく寒いんです。構造上の問題が一番でしょう。ただ南向きだし冬場は厚着もしているので肌に感じることはできませんので上着やスリッパを脱ぎ肌で感じてみてください。またポイントとしてはお部屋のストーブをつけて室内の温度を確かめることもコツです。ストーブは周りの室内温度を表示する機能があるので電源を入れると表示してくれます。
補足:目の前に大きな建物があるかどうかを確認することや隣の建物との距離などプライバシーの面での確認もお部屋探しではポイントです。
・騒音
幹線道路に面した物件は騒音の問題が起こる危険があります。住む前に交通状況を判断するのは難しいですが、現地でのコツとしては窓を開けて確認するのが一番有効です。
見極めのコツ:車の騒音だけでなく案内日は祝日などが多いため騒音を発生させるような工場やお店が休みの場合もあります。平日に現地近くを通り実際に確認することが住んでから騒音に悩まされないコツです。
・収納の使いやすさ
収納の位置(物を置いたときにデッドスペースがうまれないか)や豊富さ(カラーボックスなどが入るか)を確認するのはもちろんです。奥行や幅、高さを現地で測り収納したときのイメージを持つことが良いお部屋探しのコツです。
見極めのコツ:
使いやすい収納の高さ寸を知る
物を出し入れできる上限=身長×1.15
身長175cmで計算すると、約201.25mm
引き出しできる上限=身長×0.9
身長175cmで計算すると、約157.5mm
収納しやすい範囲=身長×0.85~0.4
身長175cmで計算すると、148.75~700mm
収納スペースを即座に見極めるコツ
【衣類寸法】
・ハンガーに掛けて収納するもの
コート(男)
(長さ1300~1500)×(奥行550)×(厚み100)
コート(女)
(長さ1000~1300)×(奥行550)×(厚み100)
上着 (男)
(長さ1000)×(奥行550)×(厚み100)
上着 (女)
(長さ950)×(奥行550)×(厚み100)
※クローゼットの奥行きは最低600mm必要です。
・たたんで収納する衣類
ワイシャツ類(長さ350)×(幅250)×(厚み50)
和服 (長さ1000~1100)×(幅360)
【450mm】
折りたたんだ衣類・和服・バッグ・スポーツ用品類など。
【600mm】
ハンガーにかけた衣類・スーツケース・座布団・布団(敷布団4つ折り・掛け布団6つ折り)など。
【800mm】
布団(敷布団3つ折り・掛け布団4つ折り)
・冷蔵庫や洗濯機置き場
お部屋を内覧してからでないとわからない事の一つとして冷蔵庫や洗濯機のスペースがあります。必ず事前にサイズを測り、入るかどうか確認するのが部屋探しのコツです。冷蔵庫の扉の向き、洗濯機の高さによっては所定の置き場では使いにくい場合がありますのでそれも含めて確認してください。
見極めのコツ
間取り図面をみてキッチンスペースに窪みがあれば要注意、窪みに入らない場合は置く場所はリビングに置く可能性もありますので現地で寸法をしっかり図ることが部屋探しのコツです。
現地にメジャーを忘れたときは「部屋探しのプロが教える便利アプリ」でもさらっとご紹介しましたが仲介会社から部屋探しの時に渡される物件資料を使い幅の感覚を掴みましょう。
補足:洗濯機は大型なものだと図る場所も複数必要です。具体的には
1.玄関・廊下・階段の幅
ファミリータイプのマンションの場合は確保されますが、ワンルームマンションやアパートの場合には廊下の寸法が合わない場合があるので注意が必要です。その場合は窓からの搬入などもあるので窓の寸法も測る必要があります。
2.洗濯機設置スペース前の戸口の幅
脱衣所の入り口が廊下より狭いアパートやマンションがあるので住んでから搬入できないなんてことの無いように測りましょう。
3.水道蛇口・排水溝の位置
洗濯機防水パンから蛇口までの距離がある場合には給水用のホースを買う必要があります。蛇口が低い位置についていると、背の高い洗濯機が設置できないので要注意が必要です。
また、ドラム式洗濯機の場合、排水溝の位置によっては、設置器具を購入しなければならないことも。
4.洗濯機防水パンの幅・高さ
洗濯機置き場には漏水防止用の「パン」と呼ばれるプラスチック製の台が置かれていますが、洗濯機がこのパンよりも大きいと設置が不可能になるか、別途設置器具を購入する必要になります。
5.洗濯機正面の広さ
ドラム缶洗濯機の場合には手前に引ける距離がないと開閉が困難な場合もあります。
・キッチン、洗面所周りの収納
キッチンや洗面所は周りは小物を多く使います、洗面所やキッチンに備え付けてある収納が充実しているかどうかを内覧時に確認しましょう。
見極めのコツ
キッチンの収納スペースは吊戸棚が無いキッチンやあまりに高い場所に戸棚があるキッチンだと実生活で物の取り出しに苦労します。キッチンに食器棚を置いて広々使いたい場合は物件がかなり限られてきます。食器棚も薄型のものをお手頃な価格で購入できるので家具は買い替えるくらいの気持ちを持つこともお部屋探しでは大切なコツになります。
【食器類】
大皿:φ300~400
ミート皿:約φ240
ディナー皿:約φ200
小皿:約φ110
パン皿:約φ170
飯碗:φ130(5客重ねで高さ100)
碗:φ120(5客重ねで高さ125)
ワイングラス:約φ50(高さ130~200)
タンブラー:約φ50(高さ100~70)
ティーカップ:ソーサーφ150(カップ高さ60)
※食器棚の奥行きは、400~450mm程度のものが、一般的ですが最近は360mmの薄型タイプのものも出てきています。
・バルコニーの位置や向き
バルコニーがあるお部屋を条件に探す方も少なくないとは思います。ただしバルコニー付きの物件を選ぶ場合には気を付けたいポイントもいくつか存在します。
見極めのコツ
洗濯物を干した時に女性一人暮らしかわかる場合には危険なのでプライバシーが確保できる視界にバルコニーが設置されているかの確認。また、鳥のたまり場になっていないかも要注意です。案内時に鳥の糞がなければ大丈夫ですが(たまり場になっていれば速攻でふんをしていきます)バルコニーを確認して鳥の糞があれば要チェックです。特にたまり場になっていると大量の糞がありますので必ずチェックすることがいい部屋探しのコツです。
・コンセント・テレビ・電話端子の数と位置
コンセントの位置や数は延長コードを使えば容易に伸ばせますが、配線が見えてしまったり恰好がつかなくなります。また、あまりに家電を置きたい位置から離れてしまっている場合もあるのでチェックすることがお部屋探しのコツです。
見極めのコツ
コンセントの位置の確認も重要ですが意外と盲点なのが照明器具のコンセント(シーリング)、照明付きの物件なら問題ないですが照明がない場合には自分で購入する必要があるので形を覚えておくことがいい部屋探しのコツです。
・建物の状況確認
玄関や廊下はきちんと掃除がされているか、特に他の部屋の入居者が私物を廊下に置いていたりゴミが曜日前に廊下に積み重なっているなどは要チェックです。
見極めるコツ
ルールを守れない住人がいるマンションはゴミ置き場の位置や状態で分かるので確認しましょう。また掲示板に騒音トラブルの事や他のクレーム内容が何か書かれているかをチェックすることが済んだ後のトラブルに巻き込まれない良い部屋を探す為のコツです。
気に入ったお部屋に申込みする時のコツ
お部屋が気に入ったら申込みです。ただ初めて部屋探しをする方にとっては契約や申込みがわからなくて不安に感じる方も多くいると思います。そこで申込みが何なのかを知って気に入ったお部屋に気分よく一番乗りの申込みできるようにコツを伝授します。
申込みとは気に入った物件を自分が一番で住める資格を得る効果があります。あくまで資格といったのも法律的な効果はなくキャンセルもできるし、審査で落とされる場合もあるからです。
申込みにも事前の準備が必要?
申込時には自分の名前、住所、電話番号、勤務先、勤続年数、勤務先の住所などの情報が必要(実際にはもっと細かいです)なのと自分の情報以外に連帯保証人の情報などが必要になり、その場ではわからないなんて事もしばしあります。
実際の申込書を見たい方は入居申込書-個人当社の申込書を実際に目で見て確認してみてください。
優しいオーナーさんなら名前と住所、勤務先で仮でお部屋を止めておいてくれますが、人気物件などの場合にはその日のうちに必要情報を埋めないと2番の人に話が流れるなんてこともあります。
見極めのコツ
いいお部屋探しを探すコツとしてお部屋を内覧する前に最低限身内に部屋を借りるのに連帯保証人をお願いするかもしれないと伝えておくとスムーズにいくかと思います。一応は保証人が不要の物件(保証会社の利用をする)もあるので初めから頼めそうもない場合にはその旨を内覧時などに伝えるのもコツです。
補足:申込時に必要な書類は申込みをするお部屋によって異なります。申込書だけ書いて終わりの場合もあれば身分証明書の添付が必要な場合も、最低限申込時は自分の身分証明書を持っておきましょう。
交渉事は申込時が基本
交渉事は案内時にするのか申込時にするのか、タイミングがわからない方も多くいると思います。お客様目線から考えると申込書はキャンセルできる法的効力のない書面とはいえ個人情報を記入するので申込前に交渉事をお願いしたい方のほうが多いと思います。ただ、貸す側になって考えた時に皆さんはどこの誰かもわからない人にいきなりその商品の値段を下げてくれと言われたらどう思いますか?自分の大切な持ち物を名も知らない人に価値を下げられたり条件を提示されたりするのは少々困りますよね。不動産の賃貸も持ち物(建物)にオーナーがいてそれを貸し出すスタッフ(仲介会社)がいます。そこを踏まえたうえで交渉条件を提示するときに申込書として名乗り提示するのが基本的な交渉です。
見極めのコツ
交渉条件には様々な交渉があります。一般的なことは家賃交渉やフリーレント(指定期間の家賃無料)などです。他にお客様がしてほしいこと条件を考えて提示しますが、あくまでも対人間の交渉ですので気分を損ねるような交渉をすれば決裂することもあります。ここで見極めのコツとして一つ教えます。あくまでも借り手側と貸し手側の間に入るので仲介会社はどちらの味方でもあります。賢く交渉するには信頼できる担当と仲良くなり有利に進めることが一番の近道です。
札幌でお部屋を探すコツ2へ
次回はいよいよ審査や保証会社のお話しをいたします。審査と聞くと通るか不安になったり、保証会社と聞くとどんな会社なのかなぜ使うのかなど気になることばかりだと思います。そんな疑問に思う事が多い部分を審査が通りやすくなるコツなども踏まえてご説明致します。
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新しい不動産会社ホームスナイパーを是非覚えていてください!
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