新築VS中古の価格差は?お得な方とメリットデメリットも紹介!チェックポイントを解説!

引っ越しを考える時、新築にしようか中古にしようかと悩みますよね。

「経済や立地的には中古がいいのかな」「綺麗さを求めるなら新築」など求めるものと現実を考えると思います。

新築物件と中古物件の平均価格には価格差がどのくらいあるのか、どちらがお得なのか知っておきたいですよね。

結論、新築と中古の平均価格からみた価格差は、戸建てでは1300万円、マンションでは2300万円の価格差があります。

この記事では、

  • 新築と中古にかかる平均価格の価格差
  • 新築と中古はどっちが得なのか
  • 実際売れている方はどっちか
  • 新築と中古それぞれのメリットとデメリット
  • 新築と中古のチェックポイント

上記がわかります。

自分や家族の納得のいく決断をした上で引っ越し作業が進めば、気持ちよく新居を迎えられますよ。

1.新居VS中古の価格差はズバリ…?

実際に引っ越す際、着目する部分といえば、費用面だということが多いのではないでしょうか。

普段の生活費にもかかわることなので、非常に重要事項ですよね。

新築戸建てと中古戸建ての平均価格からみた価格差は、1300万円、マンションでは2300万円の価格差があります。

戸建ての場合、修繕費をこめた平均価格の予想が下記の通りです。

新築戸建て中古戸建て
平均価格3,972万円2,630万円
修繕費100〜400万円100〜500万円

修繕費は、新築中古どちらもいずれかかるものです。

ただ、今現在で新築はかからないけど将来的には中古と同じくらいの金額がかかるとみておくべきです。

マンションの場合の修繕費を込めた費用の予想は下記の通りです。

新築マンション中古マンション
平均価格5,653万円3,294万円
修繕費6,654万円11,413万円

マンションでは修繕費として、5,000円の差があります。

戸建てでもマンションでも言えることは、家賃だけみると中古が安く、修繕費に関しては新築の方がお得ですね。

しかし、新築だからといって維持費がかからないわけではないので注意ですよ。

マンションであれば管理状況によっては1回目の修繕工事から修繕積立金に加えた追加徴収を求められる可能性もあるのです。

戸建てであれば、管理人がいるわけではないので、マンションよりも自ら異変に気づきやすく、頻繁な修繕が必要になる場合がありますよ。

コスト面では「物件による」というのが正直なところです。

管理状況や今後想定される物件の状態などを軽く知った上で決めておくことをおすすめします。

1-1.新築と中古はどっちが得?

新築と中古に価格差がどのくらいあるかは理解できたと思います。

それでは実際に新築と中古ではどっちが得なのかという部分をはっきりさせましょう。

新築と中古では、価格面や立地面に関して中古がお得ですが、税金や住宅ローン減税に関しては新築がお得です。

自分にとって何が一番重要なのか、それぞれありますよね。

お得な部分が異なるので、何を優先するのか、自身の生活環境ではどこの部分を重視するべきなのかを考えた上で決断して欲しいと思います。

1-1-1.価格面や立地面では断然中古がおすすめ!

築年数によっても変わってきますが、細かくみていくとだいたいどの程度安くなるのか気になるところですよね。

新築マンションと中古マンションで考えた場合の差でみていきましょう。

価格差
新築VS築5年以内200〜300万円
新築VS築6〜10年700〜800万円
新築と築11〜20年1,000万円
新築VS築21年以上2,000万円

年数によって段階的に安くなっていくことがわかりますね。    

また、中古は新築が建ちにくい、すでに生活環境が綺麗に整った最高の立地を手に入れることもできますよ。

リノベーションなどで自分なりに再構築していけば問題ないので、立地や価格重視の場合は非常におすすめだと思います。

ただし、駅近などで人気のある立地であれば住宅価格は期待するほど下がらない場合もあるため、注意が必要です。

必ず不動産会社の担当スタッフに確認していきながら決めていきましょう。

1-1-2.税金を考えると新築がおすすめ

住宅購入の際、消費税、固定資産税、不動産所得税、登録免許税など諸費用がかかってきます。

結論、上記諸費用の軽減措置をたくさん受けられるのは新築です。

諸費用の項目については変わりませんが、控除内容や加算の方法が異なってきます。

それぞれ新築と中古で比べてみてみましょう。

新築中古
消費税建物のみに10%非課税
(個人が売主の場合)
固定資産税建物分のみ半額
(戸建て3年間/マンション5年間)
固定資産評価額×0.3%
登録免許税固定資産評価額×0.4%固定資産評価額×2.0%
不動産所得税固定資産評価額から1,200万控除築年数ごと控除額が異なる

上記の通り、新築の方が税金面では安く済ませることができます。

新築や中古に関わらず、仲介業者から手数料を必要とされる場合には「物件価格×3%+6万」となり、物価価格の高い新築の方が高くつくので要注意です。

併せて、軽減措置を受けられる要件は下記のとおりです。

引用:北海道HP

どう考えるかはそれぞれですが、税金を主に重視したいという場合には新築がおすすめです。

1-1-3.住宅ローン減税は中古物件では不適用?

住宅ローン減税は、住宅の取得、リフォームやリノベーション費用のローンが10年以上の場合にのみ受けられる税金控除です。

引用:国土交通省

控除期間は、新築では13年間、中古では10年間となり、ローン残高の1%の税金控除が受けられます。

ただし、旧耐震基準の建物は住宅ローン減税の対象から外れる場合があります。

1981年6月(新耐震基準が開始した時期)以前に建てられた住宅を購入する場合は、耐震構造を詳しく確認しておくことをおすすめしますよ。

新耐震基準にて1981年以前の住宅が適用とみなされたことで築年数に関する要件が大幅に緩和され、中古の住宅ローン控除となる物件も増えつつあります。

新築であれば問題なく適用ですが、中古物件の場合はまずは建てられた時期がいつなのかを把握するところから見ていくといいですね。

1-2.売れてるのは実際どっち?

結論を先に言ってしまうと、新築物件よりも中古物件の方が成約率が高いです。

上記のようにアメリカなどでは8割以上が中古住宅を選んでいますが、日本は新築の人気が根強い傾向にはありました。
引用:SBIファイナンス

上記のようにアメリカなどでは8割以上が中古住宅を選んでいますが、日本は新築の人気が根強い傾向にはありました。

2016年を境に中古物件が新築を上回り始めています。
引用:ホームズ

しかし、上記の画像を見ると、2016年を境に中古物件が新築を上回り始めています。

立地やエリアによっては多少変わりますが、数年前と比べると明らかに新築と中古が逆転していることがわかりますよね。

近年、物価高も続いている上、既存の住宅で占められていて希望する立地が手に入らない場合も多いかと思います。

そのため、価格や立地を重視した選び方をしていると推測されます。

時代とともに、不動産事情も変化していることがよくわかる結果ですよね。

2.新築と中古のメリットデメリット

新築物件、中古物件では、それぞれメリットデメリットがあります。

物件に求める条件や、優先的に考えていきたいことも、買主側によってそれぞれですよね。

新築のメリットデメリットは最新の設備によって光熱費や修繕費が抑えやすい反面、出来が違ったり初期費用が高いことが挙げられます。

中古のメリットデメリットは、実物を内見できることや初期費用が安く自由なリフォームが可能な反面、劣化具合がわかりにくく光熱費がかかりやすいことなどが挙げられます。

どこに焦点を当てるかで、見方や考え方が変わるので、ひとつずつ解説していきましょう。

2-1.新築の場合のメリットデメリット

メリット・最新の設備
・光熱費などを抑えやすい
・修繕は後回しでOK
・補助金や税金の優遇あり
デメリット・初期費用が高い
・入居まで時間がかかる
・イメージと違う出来
・水道負担金がかかる
・仲介手数料や消費税がかかる

不動産業界とともに、住宅の設備や断熱性、気密性、耐震性なども最新に切り替わっています。

バスルームやキッチン、トイレの設備や換気システムにも同様のことが言えるので、より新しい家の方が機能性は優れています。

さらに加えて、新しい設備ということは故障もしにくいため、光熱費が安くなります。

税金の面に関しては、中古物件でも税制優遇は受けられるのですが、より手厚く受けられるのはやはり新築です。

これからともにしていく家ですので、購入費や税金だけではなく、光熱費や維持費のようなランニングコストにも目を向けて考えておくことも重要ですね。

一方で、新築では、購入費用が高く希望の立地が叶わないことも多いのが現状です。

近年物価高で、購入費や建築費は上昇傾向にあるので、なかなか手を出しにくいものですよね。
引用:LIV PULS

上記の通り、近年物価高で、購入費や建築費は上昇傾向にあるので、なかなか手を出しにくいものですよね。

いい立地というのはもうすでに家が建っていて、尚且つ土地費用もグンと上がるため、どうしても人気のない土地を購入することになります。

さらに、誰も住んだことのない新築は、騒音や近所の雰囲気、修繕計画など事前に確認することができません。

立地や周辺の利便性よりも、先進的なお家にこだわりたい場合は、新築という選択が合っているのではないでしょうか。

2-2.中古の場合のメリットデメリット

メリット・初期費用が安い
・即入居が可能
・実際の物件を見ることができる
・自由にリフォームができる
・水道負担金はかからない
デメリット・劣化具合がわかりにくい
・光熱費がかかりやすい
・手厚い保証がない場合あり

中古はなんと言っても購入費用が安いです。

経年劣化していても、実際の実物を見てリフォームやリノベーションで好きなように快適空間を実現できます。

管理状況によって、中古物件の価値が変わっていきますので、しっかりと管理されているのかを確認してから購入を決めていくのがおすすめですよ。

例えば、外壁やひび割れが放置されたままだと建物の寿命は短くなり、修繕費や建て替えなど自らが背負うことになりますね。

現状と数年後の変化を予想しやすいのも中古物件の強みなので、うまく考えていくといいでしょう。

シロアリ検査など細かい部分も見てもらい、耐震性などもしっかりと確認しておくことをおすすめします。

水道負担金については、すでに前の住人が新たな水道を引くために支払い済みの工事費用なので、中古の場合はかかりません。

一方で、中古なのでもちろん設備は古く、目に見えない部分も含めて故障の可能性が高いです。

気密性や断熱性も弱く、無駄な光熱費がかかる場合もあるので要注意ですよ。

リフォームで最新の設備に交換することも可能ですが、後付けできない設備もあるのでよく確認してから決めるようにしましょう。

担当のスタッフによく見てもらい、中古物件を決めていくにあたって何が最善かを聞いておけると判断材料になりますね。

3.新築と中古のチェックポイントは?

新築でも中古でも、それぞれメリットデメリットがあるのであれば、事前にチェックポイントを把握しておけばデメリットを補うこともできますね。

見落としがちな部分も含めて考えていけると、余裕を持った気持ちで新築や中古の選択ができるはずです。

各チェックポイントをまとめた表を下記に記します。

確認すべきチェックポイント
新築・今後先進的な地域になりそうか
・アフターサービスの程度
・図面通りの仕上がりか
中古・修繕状態
・建物の耐震性
・売却理由がなにか

何に注意して選んでいけば良いか、後悔しないようしっかりと把握した上で物件探しをしていけるといいですよね。

3-1.新築のチェックポイント

新築を選んでいく際に、絶対に把握しておきたいチェックポイントを3つ挙げます。

  1. 周辺の環境や今後先進的な地域になりそうか
  2. アフターサービスの程度
  3. 図面通りの仕上がりか

いくら新築とはいえ、どこかしらで自身の条件と真逆だったりと妥協点も出てくるはずです。

どのポイントを優先するのか考えながら、探していくことをおすすめします。

3-1-1.①周辺の環境や今後先進的な地域になりそうか

公共交通機関やスーパー、病院、学校などが自宅からどのくらい離れているのか、治安なども事前にチェックしておく必要があります。

犯罪の多い地域も存在するようなので、お子様がいる家庭は併せて確認しておくと便利ですよ。
引用:セキュアル

上記画像の通り、犯罪の多い地域も存在するようなので、お子様がいる家庭は併せて確認しておくと便利ですよ。

今後、近所が再開発された場合、利便性の向上とともに地価も上がるため将来的に土地を高く売れる可能性も考えられるため、余裕があれば聞いておくこともいいかもしれませんね。

現在のことを考えるか、将来のことを考えて選んでいくのか、自身のライフスタイルに合わせて検討していきましょう。

3-1-2.②アフターサービスの程度

新築住宅を供給する住宅事業者は、平成12年4月に施行された「住宅の品質確保の促進等に関する法律」により、住宅の構造耐力上主要な部分や雨水の浸入を防止する部分の設計ミスや施工ミスによる欠陥(瑕疵)に関して、10年間の保証責任(瑕疵担保責任)を負っています。

引用:住宅瑕疵担保責任保険協会

新築の場合、事業者の担保責任が10年間ありますが、そこで賄いきれない部分の定期検診や対応を不動産会社がアフターサービスとして実施しています。

担保責任は住宅の基礎構造の部分にしか適用されないため、不動産会社によるアフターサービスの程度は非常に重要です。

いくつか不動産会社を比較し、手厚いアフターサービスのある会社を選んでいきましょう。

満足につながり、後悔せずに気持ちよく引っ越すことができますね。

3-1-3.③図面通りの仕上がりか

こちらは引越し直前の話ですが、せっかくの自分で考えた内装です。

いざ出来上がりを見てみると、「なんかイメージと違う?」と後悔することが多々あるようです。

長く住み続けてから「やっぱりここ変?」と気にし出すより、頻繁にチェックしに出向き、逐一担当の者に確認していくことが重要です。

後々、後悔して、再度引っ越したくなるような気持ちを持たないよう、厳密に見ていけると理想ですね。

3-2.中古のチェックポイント

中古を選んでいく際に、絶対に確認しておきたいチェックポイントを3つ挙げます。

  1. 修繕状態
  2. 建物の耐震性
  3. 売却理由がなにか

すでに以前住んでいた人がどんな人なのか、どんな使い方をしていたか、気になることは聞いておきましょう。

また、近年災害が多いため、耐震性はどうかも確認しておくと安心ですよ。

自分にとって最高の中古物件を手に入れちゃいましょう。

3-2-1.①修繕状態

適切な時期にしっかりと処置されているかどうかで、購入後のメンテナンス費用は変わるため、外壁や基礎部分の破損などチェックを怠らないようにしましょう。

築年数が経てば、建物は劣化していくことは当たり前なので、住み始めてからも色々と出てくることがあります。

引越し時にはできるだけ修繕された状態で住み始めたいですよね。

自分と家のために、細かいひび割れなどをくまなく確認していけるとベストでしょう。

3-2-2.②建物の耐震性

近年、災害が増えており、万が一に備えてしっかりと耐震性は確認しておくべいです。

旧耐震性基準とは、「震度5強程度の中規模な地震で倒壊しない建物を作る」ことを目的にしています。新耐震性基準は「震度6強〜7の大地震で倒壊しない建物」に変更されています。

特に、1981年以前に建てられた建物においては、旧耐震基準しか満たしていない可能性もあるので、必ずいつ建てられたものかを把握しておきましょう。

1981年以降に建てられていれば、新耐震基準が適用され、住宅ローン控除につながる可能性がありますよ。

家族の安全に影響するので、耐震性の程度はあらかじめ把握しておくといいですね。

3-2-3.③売却理由がなにか

売却理由によっては、住み始めたら起こり得るリスクを想定できる可能性もあるので、物件を決定するための判断材料になります。

転勤や住み替えなどを理由にしていれば問題ありません。

しかし、騒音などが原因であれば、自身が住み始めた場合住宅周辺の環境やご近所でトラブルになりかねません。

より安心して暮らしていくためには、環境に問題がなかったのか、確実に判断ができることになるので聞きておいて損はないですよ。

4.まとめ

  1. 新築と中古の平均価格からみた価格差は、戸建てでは1300万円、マンションでは2300万円の価格差がある
  2. 新築と中古では、価格面や立地面に関して中古がお得ですが、税金や住宅ローン減税に関しては新築がお得
  3. 新築物件よりも中古物件の方が成約率が高い
  4. 新築のメリットデメリットは最新の設備によって光熱費や修繕費が抑えやすい反面、出来が違ったり初期費用が高いことが挙げられる
  5. 中古のメリットデメリットは、実物を内見でき初期費用が安くリフォームが可能な反面、劣化具合がわかりにくく光熱費がかかりやすいことが挙げられる
  6. 新築のチェックポイントは、周辺環境が今後発展していくのか、アフターサービスの手厚さ。図面通りの仕上がりになっているかが挙げられる
  7. 中古のチェックポイントは、外や中の修繕状態や耐震性、売却理由が何かなどが挙げられる

新築と中古の価格差は、物件選びの基準を大きく左右します。エリアや築年数、管理状態などによって驚くほど変わるものですよね。

どちらが「正解」というよりも、家族のライフスタイルや将来設計にあった選択が大切です。

迷った際は、気になる物件を比較しながら、一緒に適切な答えを探していきましょう。

あなたの理想の住まい探しが、より前向きで楽しいものになりますように。

フリーレントがある賃貸の意味は?メリットや注意点を解説!探し方のポイントもアドバイス!

賃貸の物件探しをしていく過程で、不動産会社から「フリーレント」という言葉を聞くことがあると思います。

聞き馴染みのない単語なので、「フリーレントってなんか怪しい?」」と感じる場合もありますよね。

全くその心配は入りません。むしろお客様にプラスが大きいものですよ。

フリーレントとは「家賃が無料」という意味で、不動産業界では「入居後一定期間のみ家賃が無料になる賃貸物件」のことを指すのに使われます。

この記事では、

  • フリーレント賃貸の意味
  • フリーレントを適用する理由
  • フリーレントのメリットと注意点
  • フリーレントを探す時のポイント

上記がわかります。

意味や仕組みなどを理解できれば、怪しさもなく、賢くフリーレント制度を利用できるはずです。

得を考えつつ気持ちよく物件探しをしていきましょう。

1.フリーレント賃貸の意味は?基本情報となぜを解説!

賃貸の物件探しをしている時や、不動産会社に相談する中で、「フリーレント」というワードを見たり聞いたりすることがあると思います。

普段の生活の中ではもちろん聞き馴染みのないワードなので、意味も何が何だかわかりませんよね。

「フリーレント」とは「家賃が無料」という意味で、「フリーレントの賃貸物件」は「入居後一定期間のみ家賃が無料になる賃貸物件」のことを指します。

実際にホームスナイパーでも、フリーレント物件を契約して1ヵ月分家賃が無料となり、満足されたお客様がいますよ。

引用:ホームスナイパーHP

メリットの多いフリーレント物件ですが、仕組みはどうなっているのか、特別な理由があるのかなど気になりますよね。

以下で噛み砕いて説明していきます。

1-1.フリーレントの基本情報

意味がわかるほど良い話ばかりで、「本当なの?裏があるんじゃない?」と疑心暗鬼になるのが人間です。

引用:UR賃貸住宅

賃貸契約の際には、敷金礼金、保証料など大きな金額は必要ですが、フリーレントなら、上記のように入居のための初期費用をかなり抑えることが可能です。

まずは、そんな良いことばかりのフリーレントの基本情報を少し深堀りしておきましょう。

フリーレントを利用するには、賃貸借り契約書の「フリーレントに関する条件」を守る必要があります。

フリーレント期間が1か月の契約住戸の場合は入居開始可能日から1年以上の継続入居が、フリーレント期間が2か月の契約住戸の場合は入居開始可能日から2年以上の継続入居が条件です。

引用:UR賃貸住宅

フリーレント期間によって、継続しなければいけない入居期間も異なるので、不動産会社にしっかりと話を聞くことをおすすめします。

長く住めそうな物件を選んでおけば、自然に継続しなければいけない入居期間は達成できるので、自分自身の条件をある程度クリアした物件を選択しましょう。

また、基本的に、人気のある物件にはフリーレントがついていないことの方が多いですが、新築だとフリーレントがつきやすいことがあります。

必ずしも築年数が古いからお得になっているとは限らないのが、面白いところですよね。

新築物件でフリーレントがついている物件を不動産会社に聞いてみれば一発でわかります。

賃貸物件を探す中で、間取りや利便性はもちろん条件に入れますが、フリーレントの条件も追加して探してみると、選択肢がより広がるかもしれませんね。

1-2.フリーレントはなぜ無料になる?

多少の条件がありながらも良いことなかりのフリーレント物件ですが、なぜこのような制度をわざわざ取るのでしょうか。

ズバリ、不動産会社や大家さんにとっては、空室を作ることなく家賃収入を確実に得ることができるというメリットがあるためです。

賃貸のフリーレント物件では、空室が続いてしまいそうな物件を、借主が借りやすい条件を追加することで、早めに入居してもらえるというのが狙いなのです。

借主にとっても不動産会社と大家さんにとってもwin-winの関係になれるというわけです。

また、大家さんが家賃の値下げをせずフリーレントの形態をとる理由が2つあります。

  1. 同じ条件の部屋にすでに入居している住民から、家賃の減額を求められる可能性が高まるため
  2. 長期的にみると収入の総額がフリーレントの方がわずかに高いため

あらゆる観点や懸念点を考慮した上で、考えられた形態が「フリーレント」なんです。

お客様には不利のない条件なので、フリーレント物件が自身の条件と合致していれば、迷うことなく利用することをおすすめします。

2.フリーレントの賃貸はメリットと注意点がある!

不動産会社と借主の間で、お互いが気持ちよく契約できるのが賃貸のフリーレント物件ですね。

フリーレント物件を利用するにあたって、借主にとってどんなメリットと注意点があるのでしょうか。

メリットには初期費用の軽減や二重家賃の回避などがあり、注意点には家賃が割高の可能性や物件数の少なさが挙げられます。

「事故物件なのでは?」と心配することもありますよね。

大家側と不動産会社側が、フリーレント期間後の家賃の見通しが立ちやすく、安心して契約できるという背景があるため、お部屋に事情があるなどの心配は無用ですよ。

メリットと注意点を分けて詳しく見てみましょう。

2-1.フリーレントのメリット

フリーレント物件を選んだ際の借主側のメリットを4つ挙げていきます。

  1. 初期費用を抑えられる
  2. 二重家賃を避けられる
  3. ゆったりとしたスケジュールにできる
  4. 物件の早期確保が可能

ただでさえ引越しは慌ただしいです。

慌てずに入居の日を迎えられると、身も心も穏やかなまま新しい気持ちでいられますよね。

2-1-1.①初期費用を抑えられる

引っ越しにかかる初期費用をかなり抑えることができます。

下記に、2ヵ月間のフリーレント物件を条件にした例で比較してみました。

一般的な賃貸物件フリーレント物件
敷金
礼金
仲介手数料
日割り家賃・日割り共益費
(入居日〜月末まで)
日割り共益費のみ◯
前払い家賃・前払い共益費
(翌月分)
前払い共益費のみ◯
保証料

日割りと前払いの家賃が全て不要になるわけですね。

家賃は生活費の中でもかなり大きな支出に含まれます。

初期費用が家賃の5〜6ヵ月分という大きな額が必要になるので、フリーレントで少しでも金額が浮くのであれば越したことはありません。

浮いた分を家具代に充てることもできますね。

実際にホームスナイパーでも、浮いた分をお食事代にあてたという口コミがあります。

引用:ホームスナイパーHP

さらに!ホームスナイパーを利用すると、仲介手数料も無料になるのでかなりお得ですよ。

フリーレントだけの利用よりも、仲介手数料無料の分がグッとお安くなるのでとにかく費用を抑えたい場合にはホームスナイパーをおすすめします。

2-1-2.②二重家賃を避けられる

二重家賃とは、新居の家賃を払いつつも、同時に旧居の家賃も払うことです。

引用:引越しガイド

下記の通り、フリーレント物件は、入居後数ヶ月間の家賃が無料になるので、退去手続きの後でも以前住んでいた家の家賃のみで済むことが多いです。

引用:イエプラ

基本的に、退去の手続きは退去の1ヵ月前に申請しなくてはいけません。

退去する1ヵ月前を過ぎてしまった段階で退去手続きをしてしまうと、新居と同時並行で二重に家賃を払うことになります。

その点から、フリーレント物件では、入居後数ヶ月間が無料になるので、退去手続きが過ぎてしまった場合でも、旧居の家賃払いのみで済むのです。

退去のタイミングははっきりと決まっていない場合に、フリーレント物件は非常におすすめですよ。

2-1-3.③ゆったりとしたスケジュールにできる

フリーレント物件は、入居と解約のタイミングにそれほどこだわる必要がないので、スケジュールに余裕を持てます。

カップルやファミリー層では、近所に新居を決め、フリーレント期間中に自分たちで少しずつ荷物を運ぶ対策をとっていることもあるようですよ。

落ち着いて引っ越し準備ができ、新居を整えることもできるので、手続きのミスも防げそうですね。

2-1-4.④物件の早期確保が可能

空室を避けたい大家さんが、早期に入居者を確保するためにフリーレントを導入します。

そのため、競争の激しいエリアでは他の物件と差別化を図れる上、早い段階で手に入れることができます。

新築物件でも、フリーレントを取り入れていることが増えてきているので、早期に確保できれば、取られてしまう心配もなく安心ですね。

2-2.フリーレントの注意点

フリーレント物件を選んだ際、借主が注意しなくてはいけないことを4つ挙げていきます。

  1. 解約時の違約金発生リスクがある
  2. あくまで無料になるのは家賃だけ
  3. 希望物件が見つかりにくい可能性もある
  4. 家賃が割高になる可能性もある
  5. 契約更新月の間違い

メリットの多いフリーレント物件だからこそ、選ぶ際には注意しなくてはいけない事柄を必ず抑えておきましょう。

決定材料にもなり、自身の安心感にもつながりますよ。

2-2-1.①解約時の違約金発生リスクがある

フリーレント物件には、短期違約金がセットで特約に含まれていることが多いのが現状です。

無料期間だけ住み、フリーレント期間が終了したら別のフリーレント物件に引っ越すという状況を防ぐためです。

基本的には、短期違約金の期間が1〜2年間に設定されており、契約書にはしっかりと記載があります。

引用:貸倉庫東京

もしも、1〜2年間の間で、急な引っ越しの可能性がある場合には、フリーレント物件は避けるのが無難ですよ。

違約金の金額については、家賃の1〜2ヵ月分など契約内容によって異なるので、しっかりと確認しておきましょう。

2-2-2.②あくまで無料になるのは家賃だけ

フリーレント物件は、あくまでも無料になるのは家賃のみで、共益費や管理費、退去費用は通常通りかかります。

例えば、よく起こりがちなトラブルで言えば、管理費や共益費、退去費用を払い忘れたことで管理会社や保証会社から催促がくるというもの。

後々面倒なことに巻き込まれる可能性もあるため、フリーレントを利用する際にはいつも以上に注意していきたいですよね。

「フリーレント=家賃だけ」と頭に入れ込んでおきましょう。

2-2-3.③希望物件が見つかりにくい可能性もある

フリーレント物件は、閑散期に選択肢が増える傾向にあるため、いつでも多く存在するとは限りません。

フリーレントにこだわって物件を探してしまうと、他の希望に合った物件がなく、苦労することになりかねないのです。

閑散期には、空室のリスクが高い時期にあたるので、運が良ければ通常の賃貸物件がフリーレント物件変わる可能性もあるかもしれませんね。

不動産会社に一度相談してみるといいでしょう。

フリーレントが当たり前と考えず、自身の希望に沿った物件がたまたまフリーレント物件だった場合に「ラッキー!」程度に思っておくのがいいと思います。

2-2-4.④家賃が割高になる可能性もある

フリーレント物件は、一般的な賃貸物件に比べて家賃が高めに設定されていることが多いです。

最初はフリーレントでお得だったものの、長期間住み続けると、総合的にみて費用が高くなってしまうということですね。

もちろん物件によっては当てはまらないものもありますが、家賃重視で物件探しをする場合は、長期的な部分を踏まえた上で探すことをおすすめします。

何を重視して探していくのかが重要になるので、優先する条件をあらかじめリスト化しておくとわかりやすく便利かと思います。

賃貸物件は無知の中探し始めないよう注意ですよ!

2-2-5.⑤契約更新月の間違い

フリーレントの契約更新月は「家賃が発生した月」ではなく「契約が開始された日」となります。

例えば、1月に1か月のフリーレント物件を契約した場合、家賃が発生するのは2月からですが、契約更新月は1月になります。

かなり多くの人が、家賃の支払い月を更新月と勘違いしてしまい、突然更新料の請求書が来て驚くことがあるのです。

契約書に記載がある更新月をしっかりと確認し、わからない部分は不動産会社へ事前に確認するなど対策をとっていくことがおすすめですよ。

3.フリーレント賃貸の探し方は?

直接店頭へ出向く場合は、下記のような「フリーレント◯ヶ月」などと広告が貼ってある不動産会社で紹介してくれます。

引用:エムズ・コミュニケーション

「でも仕事が忙しくて時間がない。時期がわかればいいな」と探し方や始めるタイミングを見失っているという場合もありますよね。

フリーレント物件の探し方は閑散期に探し始める、または不動産会社に交渉し始めることをおすすめします

効率的に進む時期がわかれば、事前に仕事を調整したのちにフリーレント物件を探し始めることができますよね。

探し方を抑えられると、時間にゆとりを持って行動に移せるはずですよ。

3-1.閑散期が断然おすすめ!

不動産会社の閑散期(5月〜7月、10月〜12月)は、空室が続いてしまうリスクがあるためフリーレント物件が増える可能性があります

引用:不動産テック

大家さん側だと、空室が続いている賃貸の収入はゼロが続くため、入居者を一刻も早い段階で決めておきたいと考えるのです。

そのため、ただでさえ空室が多い閑散期に、他と差別化のできるフリーレントの導入率が上がるわけですね。

繁忙期(1〜3月、9月前後)を避けることで、よりフリーレントの期間を利用しやすくなり、時間も気持ちも余裕を持って引越しができると思います。

3-2.ダメもとで不動産会社へ交渉!

賃貸の物件サイトでフリーレントがついていなくても、それほど忙しくない閑散期に不動産会社へ交渉することで、フリーレントをつけてもらえる可能性があります。

ただし、駅近や築浅の場合は閑散期でも入居率が高い傾向にあるため、なかなか交渉は難しくなります。

また、交渉もめんどくさく、フリーレント物件もわからなければ、不動産会社に直接丸投げで相談するのが早いです。

お部屋の希望条件や予算を決めておいた状態で、「フリーレント付きの賃貸物件を紹介していただきたい」と伝えればいいのです。

そこで運が良ければ、不動産会社が通常物件をフリーレント付きに変更してくれることがあるかもしれませんね。

とにかく、相談してみないとわからないことばかりだと思うので、一旦どう動くのがベストなのか、聞いてみることをおすすめします。

4.まとめ

  1. 「フリーレント」とは「家賃が無料」という意味で、「フリーレントの賃貸物件」は「入居後一定期間のみ家賃が無料になる賃貸物件」の意味である
  2. 通常の賃貸契約の際には、敷金礼金、保証料など大きな金額が必要だが、フリーレントは入居のための初期費用をかなり抑えることが可能
  3. 家賃を無料にできるのは、不動産会社や大家さんにとって空室を作ることなく家賃収入を確実に得ることができるというメリットがあるため
  4. フリーレント物件のメリットは、初期費用を抑えられる、二重家賃の回避などが挙げられる
  5. フリーレント物件の注意点は、解約時の違約金や物件数の少なさ、家賃の割高などが挙げられる
  6. フリーレント物件は閑散期に探し始める、または不動産会社に交渉し始めることがおすすめ
  7. 不動産会社の閑散期(5月〜7月、10月〜12月)は、空室が続いてしまうリスクがあるためフリーレント物件が増える可能性がある
  8. 賃貸の物件サイトでフリーレントがついていなくても、閑散期に不動産会社へ交渉することで、フリーレントをつけてもらえる可能性がある

フリーレントがなぜ導入されているかの意味についてこれほど深く考えることはないと思います。

自身が引越しをする身になると、賃貸物件は様々な条件や策のもとでよく考えられて売り出されていることがわかりますよね。

選んだ物件がついでにフリーレントだったという際は、特に疑問を持つ必要もなく、断る必要もないですよ。

少しでも安く抑えられて、他のことに回せるお金ができたと思いましょう。

賢くフリーレントなどのサービスを活用して、引越し準備を楽しくスムーズに進めてみてください!

同棲の物件探しはいつからが理想?時期で当たり外れがある!入居するまでの流れを大公開!

「そろそろ今後のことを見据えて同棲しようかな?いつから始めよう?」

パートナーとの将来を考える上で、一緒に住むことを決める時期があると思います。

一人暮らしとは違い、共同生活です。物件探しの段階から意見が交差してしまい喧嘩に発展なんてことは絶対に避けたいですよね。

いつからがおすすめかというと、ズバリ同棲開始から約2〜3ヶ月前に物件探しを始めていくのが理想です。

この記事では、

  • 同棲のための物件探しはいつからが理想なのか
  • 決めておくべきポイント4選
  • 気をつけること4選
  • 最もスムーズに進む時期はいつなのか
  • 入居するまでの流れ

上記が把握できます。

テンポよく同棲に向けての準備ができ、2人の仲もより深まったまま同棲を開始できるでしょう。

1.同棲の物件探しはいつからが理想?

同棲のための物件探しは、いったいいつからが理想なのでしょう。

先述の通り、同棲を開始するための物件探しは、同棲開始の2〜3ヶ月前が理想です。

下記のように手順がいくつもあり、物件を決める期間や契約の手続き、入居審査などには時間がかかります。

引用:イエプラ

条件を考慮しつつ、余裕を持って内見ができエリアや相場なども比較しやすいので、早め早めの行動をして損はないですよ。むしろおすすめです。

逆算をして、大体いつから始めるのが良いのか、目星をつけておくと良いかもしれません。

もし、1ヶ月未満での物件探しをする場合は、条件に合う物件が少ないことがあるので、不動産会社と密に連絡を取り合うことが重要になりますよ。

「いつからが理想なんて言われても残業続きで時間がない!」なんてこともあると思います。早く決めたいのに時間が取れなければ悔しいですよね。

24時間どんな日でも年中無休、相談を受け付けているホームスナイパーに任せてみることがおすすめです。

わざわざ出向く必要もなく、LINEや電話、メールでも受け付けているので、気軽に相談がしやすい環境ですよ。

お客様のライフスタイルに合ったお問い合わせ方法をお選びいただけます。

1-1.決めておきたいポイント4選

物件探しの前に、ある程度お互いの意見を聞いておけばすれ違うこともなくすみますよね。

「でも何から話し合えばいいの?」と思っても大丈夫です。下記のポイントだけ抑えて話し合いましょう。

同棲での物件探しの際、2人で決めておくべきポイントを4つご紹介します。

  1. 家賃のこと
  2. 立地のこと
  3. 部屋の間取りの希望
  4. 生活リズムや在宅勤務の確認

共同生活なので、お互いの生活が丸見えです。しっかりと譲れない条件を提示し合っていけるといいですよね。

メモにとり、お互いが確実に把握しておきましょう。

1-1-1.①家賃のこと

家賃は2人の今後の生活費に関わることです。お互いにいくらまでなら払える範囲なのかなどを把握しておくことが大切です。

知らぬ間に生活費が大幅に減ってしまい、生活が苦しくなったなんてこともあります。

家賃は手取りの1/3以内と考えておくのが正確です。

引用:マネープラス

お互いの収入や貯金額などを照らし合わせてじっくり決めていきましょう。

2人が無理のない金額で考えていけると最高ですね。

1-1-2.②立地のこと

2人とも働きに出ていれば、職場へのアクセスは非常に重要になります。

通勤は毎日続きますので、できれば2人ともがノンストレスで通勤ができる範囲内の距離が理想的ですね。

特に、通勤に1時間以上かかる場合は、日々の疲れにも直結するので大きなストレスがのしかかってきます。

近隣に、スーパーや病院、他の施設などがどの程度備えられているかも、良いチェックしておくと便利ですよ。

ただし、立地がいいと家賃もそれなりに高くなっていきますので、お金と相談しながらバランスよく決めていきましょう。

お互いがストレスにならない程度の範囲内で話し合うことが大切ですね。

1-1-3.③部屋の間取りの希望

誰しも「こんな家がいい」「こういう部屋でありたい」という条件が少なからずあるはずです。

しかし、家賃やアクセスなどをひっくるめると、全てを叶えることはなかなか難しいものです。

まずは「リビングは広めがいい」「1人になれる部屋は必須」「寝室や作業部屋は別」などの譲れない条件や間取りがあれば2人で相談していきましょう。

生活スタイルや1人時間の過ごし方などをお互いに知っておくことで、明確な基準ができるので納得のいく物件探しができますよ。

惜しみなく伝えていけると悔いが残りません!

1-1-4.④生活リズムや在宅勤務の確認

生活リズムの違いは同棲生活において大きなポイントになります。

喧嘩の理由に、生活リズムの違いが入るくらい大事です。

引用:イエプラ

特に在宅勤務がある場合、別部屋のスペースの確保や徹底した防音など気にしておく必要があります。

部屋数や間取りの決定材料にもなるので、しっかりとお互い擦り合わせて置けると安心ですね。

1-2.気をつけるべきポイント4選

同棲のための物件探しを始めるにあたって、気をつけるべきところがいくつかあります。

知っておいて損はないので、さらっと把握しておきましょう。

  1. 同棲の場合は入居審査が少し厳しめ
  2. 親への挨拶は必須
  3. 引っ越し資金の準備をする
  4. 1人の時間や空間を作る

赤の他人で合わない部分も当たり前にあるからこそ、気をつけるべき部分をチェックしておき衝突を未然に防いでいくことが大切ですね。

さらに2人の住み始めてからのルールがあると、後々楽かもしれません。

1-2-1.①同棲の場合は入居審査が少し厳しめ

同棲の場合、一人暮らしや婚姻関係での入居時よりも入居審査がやや厳しくなる可能性があります。

引用:イエプラ

同棲はすぐに解消できてしまうため、「短期間で出ていくのではないか」「一方が出ていったら家賃を滞納するのでは」という考えに至るためです。

カップルで入居審査をスムーズにクリアするためには、不動産会社にあらかじめはっきりと「同棲するために物件を探しています」と伝えておくことが大切です。

お互いの条件を掘り出す際の仲介にもなってくれますし、カップル向けの物件を探してくれるはずです。

ちなみに、「一人暮らし」と偽って契約した後、同棲を始めてしまうと契約違反に引っ掛かるので要注意ですよ。

最悪の場合、退去命令が通達されることもあるので、しっかりと正直に不動産会社と連絡を取り合いましょう。

もし、片方が既に住んでいて、途中から同棲を始める場合は管理会社に同居人が増えることを伝えた上で許可を取る必要があります。

入居審査が厳しめだからこそ、自分を守るために慎重に正直に進めていけるといいですね。

1-2-2.②親への挨拶は必須

賃貸の借り契約を結ぶときの保証人にもなってもらえる可能性があるので、親御さんへの挨拶は非常に重要です。

何かトラブルが起きた際、どちらかが怪我などに見舞われた場合にも、迅速に連絡を取りやすくなるというメリットがあります。

親目線からも、半数以上が同棲前の挨拶に前向きである結果が出ています。

引用:イエプラ

親に許可をもらうということで、挨拶は同棲開始の1〜2ヵ月前に済ませておくとスムーズですよ。

あらかじめ物件を探しておき、大体目星がついたところで挨拶をすることで、どんな物件なのかも伝えることができますよね。

親の安心にもつながり、マナーでもあるため挨拶と物件探しは並行するような感覚で心構えしておくべきかと思います。

1-2-3.③引っ越し資金の準備

同棲のための物件探しを始める前に、家具や家電、初期費用などを含めた引っ越し資金をある程度予算として準備しておくと安心です。

例えば、下記を見ると一目瞭然ですが、初期費用では家賃の5〜6倍、家具家電では全て揃えると数10万円はかかりますよね。

引用:ネクストレベル

揉める原因にならないよう、どちらがどのくらいなら出せるのかなどはしっかりと話し合っておくべきでしょう。

いっそのこと、引っ越し資金を一緒に貯めるようにしていけば、円満なまま準備ができそうですよね。

1-2-4.④1人の時間や空間を作る

言ってしまえば、赤の他人同士が突然共同生活をするのです。

引用:マイナビ

初めからそれぞれの部屋を準備しておくほうが、お互いのプライベート空間も保つことができて、最初は安心かもしれませんね。

2〜3LDKの間取りであれば、1人時間や1人の空間を作りやすいのでおすすめです。

部屋が2つ以上あるため、作業部屋や自分の部屋として確保することができます。

1人でリラックスする時間も非常に大切なので、自分の部屋で癒し空間を作って次の日に挑みたいなんていうことも叶っちゃいますよ。

コロナ以降では、テレワークの会社も増えたので、2人同時にテレワークをするといった状況も大いに考えられますよね。

もしも、1LDKで1人の空間作りができないという場合や、別々の部屋は考えられないという場合は、作業スペースに仕切りをつけるなどで対応は可能です。

どちらがお互いの意思と合っているのか、照らし合わせながら間取りを決めていきましょう。

2.同棲の物件探しは時期によって大変なことも?

同棲のための物件探しを始める前から、おすすめの時期があればそこに合わせてスタートさせることができるので安心できますよね。

例えば繁忙期であれば、連絡が取りにくいなどのトラブルが起きがちです。

いつの時期が効率よく同棲のための物件探しを行えるのか、下記でしっかり把握しておきましょう。

  1. 春なら4月〜5月
  2. 経済的なのは6月〜8月
  3. 新築狙いは10月
  4. 閑散期の夏〜秋にかけて

ちなみに、最も避けるべきは繁忙期です。

引用:TATSUJIN JOURNAL

繁忙期である1月〜3月には、進学や就職、転勤などで競争率が高い傾向にあります。9月〜10月も転勤時期なので避けたいところです。

家賃や初期費用がやや高めに設定されているケースもある上、条件がいい物件はすぐに申し込みが入ってしまい埋まる可能性が高いのです。

繁忙期を避けた時期に調整できれば、より円滑に不動産会社とも連携が取れ、お客様側のストレスなく進められそうですよ。

2-1.①春なら4月〜5月

4月からの新生活に向け、1月〜3月は入居希望者が一気に殺到します。

その反動で、新生活が始まった頃である4月〜5月は需要が落ち着く傾向にあるため、物件探しに最適な時期といえます。

ゆっくりと同棲のための物件探しができ、家賃の交渉もしやすい場合があるため、焦らずに的確な情報を手にいれることができますね。

2-2.②経済的なのは6月〜8月

6月は梅雨シーズンに突入し、7月〜8月は猛暑が多いことから閑散期にあたるので、不動産会社へゆっくり相談がしやすく家賃も抑えられる可能性が高いです。

引用:不動産の教科書

梅雨や暑さで、引越し作業は大変になりますが、円滑にさらに経済的に進む可能性が高まるのであればもってこいですよね。

何倍も疲労を感じる時期なので、いつの時期が合うのか引越し時に合わせて計画的なスケジュールを組むのがいいかもしれませんね。

2-3.③新築狙いは10月

新築物件を希望している場合は、新築物件が出回り始める10月がおすすめです。

物件数で言えば、転勤によって引越しをする人が多い時期なので非常に増える傾向にあります。

多く出回った新築物件と合わせて、他に空いた物件も比較していくことができるので、一番効率的に選んでいける時期だと思いますよ。

夏の猛暑も落ち着くため、気持ち的にもゆとりが出て探しやすいかもしれませんね。

2-4.④閑散期の夏〜秋にかけて

人気の物件は限られますが、敷金礼金の交渉の余地が生まれやすくなり、減額できる可能性が高まる時期です。

不動産会社によっては内見の予約も取りやすく、営業スタッフからも時間をかけてじっくりと対応してもらえることが多いのではないでしょうか。

予約や対応でいえば、時期も大いに関係していきますが、不動産会社選びも同じくらい重要かもしれません。

2-5.ホームスナイパーは平等・親身・迅速が売り

ここまで、いつの時期が物件探しにおすすめかを解説していきました。

先述にもあるとおり、時期も大切ですが、どこの不動産会社を選択するかも大変重要なカギとなります。

ホームスナイパーは、内見時の対応にムラを出さない工夫や誰よりも寄り添ったやり取り、LINE専属スタッフによる迅速なレスポンスを心がけている会社です。

内見時の工夫については、1組3時間で完全予約制とすることです。じっくり3時間の間でお客様に寄り添った対応をしています。

引用:ホームスナイパーHP

これだけ企業努力が著しい不動産会社は、数少ないのではないかと思うほど誇れます。

口コミを見ると、「親身で迅速な不動産会社でした」という声が多く、写真を見るとみなさん友達のように柔らかい雰囲気です。

引用:ホームスナイパーHP

安心して任せていたという証拠ですよね。

不動産会社選びは、一生を決める可能性もなくはないので、後悔なく慎重に選ぶことをおすすめしますよ。

3.同棲の物件探しは入居するまでの流れが大事!

2人の同棲を無事スタートさせるためには、物件探しから入居するまで、考えておくべきことややらなければいけないこと盛りだくさんです。

2人とも仕事をしていれば、なかなか時間を合わせることもできず、どうしても入居するまでのやるべきことに追われてしまいがちですよね。

物件探しから入居するまでの流れをざっくりとでも、2人で共有しておくと、早めからイメージが湧きやすいですよ。

  1. STEP1:引越し3ヵ月前は情報収集
  2. STEP2:引越し2ヵ月前は不動産へ相談&内見スタート
  3. STEP3:引越し1ヵ月前は物件の決定と支払い
  4. STEP4:引越し2〜3週間前は荷造りと引越し業者への問い合わせ
  5. STEP5:引越し当日は前住居の引き渡し

同棲のための余裕を持ったスケジュールになるので、焦ることなくじっくりと新居を迎えることができますよ。

3-1.【STEP1】引越し3ヵ月前は情報収集

希望の条件を踏まえた間取りやエリア、予算などのピックアップに加え、相場や初期費用の情報収集をしておくことが大切です。

不動産会社へ依頼する際に、事前に聞いておきたいことや譲れない条件などを整理しておくと焦らずに進めることができますよ。

余裕があれば、同棲後の生活費の試算も済ませておくと、家賃の予算も立てやすくなりますね。

3-2.【STEP2】引越し2ヵ月前は不動産へ相談&内見スタート

いよいよ不動産会社へお問い合わせをし、条件や候補物件を絞った上で内見予約をしましょう。

同時に、立地や設備などに関して、2人の希望する条件を担当者と共に擦り合わせていけるとベストです。

悔いなく意見を伝え、相談しておくことで、スムーズに物件探しができる近道になるので積極的に聞いておくことをおすすめします。

不動産会社から新たに紹介してもらえる物件も多いため、しっかり伝えておきましょう。

さらに内見当日には持ち物を確認し、実際の物件でチェックするべき部分をまとめておくと充実した内見になるはずですよ。

3-3.【STEP3】引越し1ヵ月前は物件の決定と支払い

気に入った物件があれば、申し込みにて審査に進むことに加え、契約後には仲介手数料などの支払いを済ませましょう。

入居審査は基本1週間以内で終えられますが、繁忙期には1週間以上かかる場合もあるため、余裕を持って審査に出すことをおすすめします。

審査に落ちてしまうこともあるので、結果が出るまでは気が気じゃないかもしれませんね。落ち着いて待っていましょうね。

支払いについては、仲介手数料を無料としている不動産会社も増えているので、よく調べた上で選んだ会社はどのくらいかかるのか把握しておけるといいです。

ホームスナイパーは、まさに仲介手数料無料としており、大変コスパの良い不動産会社として知られています。

気になる場合は下記のボタンよりHPへ飛べます。

3-4.【STEP4】引越し2〜3週間前は荷造りと引越し業者への問い合わせ

審査にクリアした後、引越し業者へ見積もりを出してもらいましょう。

いくつかの業者に見積もりをお願いし、対応や価格ともに一番納得のいく引越し業者を選ぶことが大切ですよ。

引越し業者へ予約が完了したら、あとは入居するまでに荷造りをしていくのみとなります。

早め早めに荷物は断捨離や整理をしておくと、焦らず余裕を持って荷造りができそうですね。

荷解きで混乱しないよう、しっかり段ボールに何が入っているかを書くことを忘れないようにしてください!(引越し業者も助かります)

ちなみに、ホームスナイパーには提携の業者であれば2割〜3割料金をお安くできる「得々セット」というサービスを導入しています。

仲介手数料も引越し業者も厄介!という場合は、得々セットを利用すると格安で楽に引越しを終えられますよ。

見積もりを出した後に、断る場合もキャンセル料は一切ありませんので非常に安心です。

4.まとめ

  1. 同棲を開始するための物件探しは、同棲開始の2〜3ヶ月前からが理想
  2. 物件探しをいつから始めるかがわかったら、家賃や立地、間取りや2人の生活リズムの違いなどをあらかじめ確認しておくべき
  3. 気をつけるべきポイントは、同棲の場合の入居審査が厳しめであることや引越し資金の準備、1人の空間を作っておくことが挙げられる
  4. 同棲のための物件探しは、閑散期である4月〜8月、新築であれば10月にスタートさせるのがおすすめ
  5. 入居までの流れとして、引越しの3ヵ月前から情報収集を行い、2ヵ月前に内見、1ヵ月前には物件を決定して審査に申し込んでおくとスムーズ

同棲は2人にとって楽しみなものでもありますが、一方で始めるまでが大変で乗り越えなければいけない段階がありますよね。

物件探しをいつから始めるのかから知っておけば、計画的に進められます。

いつから開始するかの時期ももちろん大事ですが、利用する不動産会社の選択も同じくらい重要だと感じます。

一緒に話し合いながら決めていくとはいえ、人生の転機を任せるわけですから、いかに信頼できるところを見極めていくか。

ホームスナイパーなら、連絡が24時間対応なだけあって、家族以上に親身に寄り添いつつも的確な情報をお伝えすることに長けています。

ぜひ、この機会に利用してみませんか?小さな相談から大きな相談まで、お待ちしております♪