引っ越す際の初期費用ですが、みなさんどれくらいかかっていますか?
どんな人でも、引越し自体お金のかかるものなので、できるだけ初期費用は抑えていきたいと思うでしょう。
先日ニュースで、「一人暮らしの初期費用が100万必要」という内容を聞きました。
結論、一人暮らしの場合、引越しのための初期費用だけでいえば100万も必要ありません。
この記事では、
- 本当に一人暮らしの初期費用に100万必要なのか?
- 初期費用の相場と実際の平均
- 初期費用の内訳とその他の費用
- 初期費用を抑えるポイント4選
できるだけ抑えた初期費用で、希望通りの物件がみつかることでしょう。
1.一人暮らしの初期費用で100万は必要ない?

一人暮らしは大学進学や社会人になりたての場合など、状況はさまざまで環境変化がありますよね。
この環境の変化だけでも疲れてしまいますが、初期費用のさまざまな出費が重なることで心にも余裕がなくなっていくものです。
先述の通り、一人暮らしの場合、引越しのための初期費用だけでいえば100万も必要ありません。
一般的に、初期費用とは新しく住むお家の家賃の5〜6ヶ月分で金額が決まります。100万もいきません。

東京や大阪であれば家賃が5.6万とお高めの設定で、北海道も割と高めではありますが、正直100万を超えることはなかなかないです。
北海道は地域にもよると思いますが、関東よりは物価が安めなので上記よりも安い家賃の物件は多々存在しますよ。
1-1.一人暮らし初期費用の相場はいくら?
先述でもお伝えしましたが、初期費用は新しく住むお家の家賃×5.6ヶ月分です。
一人暮らしにかかるものは、その土地の相場や物価によっても大きく左右されます。
北海道で一人暮らしをする場合の初期費用の平均は、約24.5万円となります。
物件選びの際、どのくらいの家賃なら初期費用が大体このくらい必要などと軽く抑えておくと、便利ですよ。まとめておきました。
初期費用予算 | 家賃の例 |
20万 | 3.3万円〜5万円 |
30万 | 5万円〜7.5万円 |
40万 | 6.6万円〜10万円 |
50万 | 8.3万円〜12.5万円 |
60万 | 10万円〜15万円 |
北海道であれば、40万〜50万円程度を目安に初期費用の準備をしておくと安心かもしれませんね。
40万以上の心構えをしておけば、比較的幅広く物件選びができるはずです。

関東の物価は高いですが、併せて考えても、40万〜50万円の予算は対応できる範囲かと思います。
どの地域であれ、対応できる予算を知っておき、お金と心の準備をしておくと引越しがスムーズに進むでしょう。
1-2.札幌に引っ越した人の体験談
札幌で一人暮らしのための引越しを経験した方の初期費用はどのくらいだったのかが実際に体験談としてわかると、より現実味があって参考になりますよね。
体験談をご紹介します。
仲介手数料とか色々取られて、全体では20万円くらいの出費。 家具もホームセンターでなるべく易いものを、家電も家電屋さんで値切って値切って・・・で、プラス10万円。 抑えに抑えて、総額30万円で何とかなりました。
引用:Yahoo!知恵袋
引っ越しにかかる費用には、仲介手数料も請求される場合が多いようですね。大きな出費です。
仲介手数料のことは頭では分かりつつも、担当者と親密に相談をしている中で、いざ請求されるとなると、少し現実を知らされるというような気分に陥ると思います。
ホームスナイパーではそんな心配は一切必要ありません!
仲介手数料が0円で、その他の何かしらの費用を後で請求するということも全くないので、安心して任せることができます。
少しでも引越しの費用を抑えたいと考えている場合には、ホームスナイパーが断然おすすめですよ。
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2.一人暮らしでは初期費用の内訳を知っておこう!

一人暮らしが初めてであればなおさら、慣れている人ももちろん、初期費用の内訳は把握しておくと、物件探しを進めやすくなります。
初期費用の内訳を以下の表にまとめました。なお、不動産会社によっては、一部費用が発生しないケースがあります。
相場 | |
敷金・礼金 | 家賃月額の ・75%(敷金) ・6%(礼金) |
仲介手数料 | 家賃月額100% |
前家賃 | 1ヶ月分 |
管理費・共益費 | 家賃月額5〜10% |
鍵交換代 | 10,000〜12,000円 |
クリーニング代 | 20,000〜40,000円(1R・1K ) |
火災保険代 | 20,000〜30,000円/年 |
敷金や礼金については、地域によって相場に差があります。
例えば、敷金で見ると、東京では家賃月額の98%ですが北海道では75%です。
他地域に比べると、北海道はやや低め割合に設定されていることがわかりますね。
家賃が上がると初期費用も比例して上がってくるので、地域や物件によっては、もしかすると100万円が必要になる場合もあるかもしれません。
もしも、条件や立地などにより家賃が上がってしまうようなら、1つ駅をずらした先の物件を、再度探していくのもおすすめですよ。
2-1.家具・家電代
札幌での一人暮らしのために、家具や家電を新調し買い揃えることもありますよね。
一体、どのくらい購入費がかかるでしょうか。
下記の表にまとめました。
家具家電の種類 | 相場 |
冷蔵庫 | 20,000〜30,000円 |
炊飯器 | 10,000円 |
電子レンジ | 10,000円 |
洗濯機(100L以下) | 10,000〜20,000円 |
掃除機 | 10,000円 |
テレビ | 10,000円 |
収納ケース | 5,000円 |
ベッド(シングルタイプ) | 20,000円 |
椅子・テーブル | 20,000円 |
エアコン | 50,000円 |
これらを安く見積もったとしても、20万円ほど必要になりますよね。
現在使用しているものを使い回すことができるのであれば、そのまま使っていく方が購入費は浮きます。
その分運ぶ必要があり、引越し代として高くなるものの、家具や家電を全く全部新調する場合よりは安く済むことが多いでしょう。
一人暮らしで今までの家具や家電は買い替えたいけど、高くつくのは嫌という場合もあるでしょう。
その場合は、リサイクルショップで中古品の購入や、知り合いからのお譲りを受けることも一つおすすめな方法です。
内訳を把握することで自分が一番、「これでよかった」と納得する購入方法を考えていきましょうね。
ホームスナイパーでは、家具家電を安く購入できる「中古家電サービス」というものもあります。

通常のリサイクルショップよりもお安く提供できる上、配送料も無料なので、ぜひどんどん利用していきましょう!
不明な点があれば、お気軽にご相談くださいね。
2-2.引越し代
引越し代とは、主に荷物の運搬にかかる費用のことです。
引越し業者へ支払う基本料やオプションサービス料などが含まれています。
引越しの代金は、新居までの距離と荷物の重さや多さによって異なります。
荷物の多さと移動距離から、大体の相場を下記にまとめました。
荷物が少ない | 荷物が多い | |
〜15km未満 | 約40,000円 | 約60,000円 |
500km以上 | 約70,000円 | 約100,000円 |
新居が北海道の場合、土地が広いために他都府県からの移動だと比較的高額なお値段になることがわかります。
移動距離が500km以上になると、超長距離料金が適用されるので、費用が大きく上がるのです。
例えば、北海道札幌市から800kmかかる地点である東京都心部であれば、少なくとも10万円以上の予算を見積もっておくと安心ですよ。
時期で言えば、進級や就職による新生活のスタートである3〜4月が繁忙期となっています。

繁忙期には予約が取りづらい上、3〜5万円ほど引越し代金が追加されるので要注意です。
特に時期にこだわりがない場合には、ぜひ繁忙期を避けた時期に引越し業者を利用するのが得策ですよ。
2-3.被服類の費用
北海道といえば、冬場の寒さです。
下記の画像のように、札幌では夕方以降はマイナス気温が続きます。

北海道のような雪国では、寒さを凌げる厚手のコートや保温性の高いジャケットが必要になります。
靴に関しては、靴底が滑りにくく耐水性の高い厚底のシューズがあると便利かもしれません。
冬用の被服類は、その時が来てから購入するのではなく、北海道に移住する前に取り揃えておくといいですね。
都市からあまりにも離れるとショッピング施設に行くだけでも時間とお金を取られます。
もし被服費にお金をかけたいという場合は、札幌市や旭川市などの都市周辺を探してみてください。
さらに、時間に余裕があり北海道の冬場の体感温度を知りたい場合は、事前に体験移住をしてみるのも手ですよ。
急な寒さに焦らないよう、しっかり被服の準備ができるといいですね。
3.一人暮らしの初期費用を抑えるためのポイント4選!

一人暮らしを始めるにあたって、資金を十分に用意できない場合もあると思います。
少しでも、初期費用を抑えることができれば得をした気分にもなりますし、それに越したことはありません。
一人暮らしの初期費用を抑えるためのポイントを4つご紹介します。
- フリーレントの物件を選ぶ
- 引越し代を節約する
- 敷金、礼金のかからない物件を探す
- 仲介手数料が安いor0円の不動産会社を選ぶ
一人暮らしの初期費用は、部屋探しの時点で工夫をすることで安く抑えることができますよ。
現代では、「仲介手数料無料」としている不動産会社も多いので、まずはそこを選択していくことも大事かもしれませんね。
3-1.①フリーレントの物件を選ぶ
フリーレントとは、入居後の一定期間において家賃が無料になる契約のことを言います。
無料になる期間は物件によって異なりますが、基本的にフリーレント物件は、最初の1ヶ月の家賃が無料になることが多いです。
長ければ3ヶ月という物件もあります。
ホームスナイパーでも実際に、フリーレント物件を利用して1ヶ月の家賃が0円になったという口コミがありますよ。

フリーレントを適用している物件の数は多くはありませんが、条件と合う物件を見つけることができると、費用をかなり削減できます。
物件探しの際に、担当スタッフへフリーレント物件について相談してみるといいかもしれませんね。
3-2.②引越し代を節約する
引越し代を節約するとは言っても、さすがに移動距離を節約することは難しいので、できる範囲で荷物の重さを軽くすることを心がけましょう。
例えば、家具家電などの大きなものは、引越し先で購入するといいかもしれませんよ。
先述でも述べましたが、3〜4月の繁忙期には費用自体が高くなることが多いため、できるだけ空いている時期を狙うのも手です。
もし、自分自身が進学や就職でどうしても時期をずらすことができない場合は、日にちだけでも工夫することで費用を抑えられますね。
一つの引越し業者のみだと不安な場合は、複数の引越し業者に見積もりを出してもらうことが大切です。
ホームスナイパーでは、提携している引越し業者を紹介しています。

物件を決めて、そのまま引越し業者を紹介してもらえるので、手間も省けて大変効率的に引越し作業に取り掛かることができます。
紹介してもらえるのは、安心感がありますよね。利用しない手はないです!
3-3.③敷金、礼金のかからない物件を探す
賃貸の物件の中には、敷金礼金がかからない物件も存在します。
ただし、物件数は少ないことが多いのが現状です。

敷金は、0円の代わりに清掃費などの費用が発生するデメリットがありますが、礼金においては0円の代わりに発生するデメリットが特にありません。
そのため、まず第一歩として、礼金0円の物件に絞り切ってから物件探しをしていくとスムーズですよ。
敷金礼金がかかるかかからないかは、担当スタッフにどんどん聞いて情報を集めておくことをおすすめします。
3-⒋④仲介手数料が安いor0円の不動産会社を選ぶ
賃貸物件を借りる際は、契約のサポートをしてくれる不動産会社に対し、仲介手数料を支払うことがあります。
しかし、仲介手数料は上限は決まっていますが、下限は特に決められていないので、「仲介手数料無料」としているところも少なくないのです。
「仲介手数料0円」「仲介手数料半額」などのサービスを実施している不動産会社を選ぶことで、かなりの費用を削減できます。
まさに、ホームスナイパーは、「仲介手数料0円」が魅力の不動産会社です。

もっと情報が知りたい場合は、ホームスナイパーHPをチェックしてみてくださいね。
4.まとめ

- 一人暮らしの場合、引越しのための初期費用だけでいえば100万も必要ない
- 北海道で一人暮らしをする場合の初期費用の平均は、約24.5万円である
- 初期費用の内訳には、敷金礼金や仲介手数料、前家賃や管理費などが含まれる
- 家具家電には安く見積もったとしても、20万円ほど必要
- 引越しの代金は、新居までの距離と荷物の重さや多さによって異なる
- 初期費用を抑えるには、フリーレント物件を探すことや、引越し代の節約、敷金礼金と仲介手数料0円の不動産会社を探すことが重要
引越しは何かと出費が多く、「一人暮らしは初期費用に100万かかる」との情報があると惑わされてしまいますよね。
100万かかることはそれほど多くないとは思いますが、できるだけ初期費用を抑えておくことで、引越しの心持ちも変わります。
ポイントを把握しておき、自分自身の中でできる範囲内の工夫をしていくことが非常に大切なのではないでしょうか。
自分が納得のいく費用で、引越しを終えられれば、「情報を知っておいてよかった」と、引越しすらいい思い出に変わるでしょう。