自宅のプロパンガスの計算方法を知ってますか？

札幌では冬場に暖房代が夏の２倍３倍になるのはよくあることです。

でも、自分がどのくらい使うと使用料金はいくらになるかは知っておくことで節約の仕方も変わってきます。

電気料金の計算方法は「ランニングコストの計算方法を知って節約を１００倍楽しむ①」をご覧ください。

ちなみに１日に15分毎日シャワーを浴びる場合の料金はどのくらいになるのでしょうか？
単純に15分間お湯を出しっぱなしにした場合とします。

１日１５分のシャワーを浴びる場合の計算方法

１分間お湯を作るのに必要な力

①分の出湯量
②水温
③設定温

まずは水道局で公表している
洗面・手洗い
食器洗い
シャワー
の1分間流しっぱなしの場合で計算します

※だしっぱなしの場合です

なんと、1分で【約 12リットル】

①シャワー12リットル/分
②5℃（冬場の場合は水温が５℃以下になります）
③42℃とします（給湯器の設定温度）

以上の①②③の条件で計算してみます。

まずは給湯器が一分間シャワーを４２度でお湯を作るのに必要なkcal(力)

42℃－5℃＝37℃上昇させる力（kcal）が必要です。

37℃のお湯を１２リッター作るには

37℃×１２リッター＝444kcal

これで、給湯機が１分間にお湯を１２リッター作るには444kacl必要なことがわかりました(^^♪

１５分間のシャワーを浴びる場合

1日15分シャワーを使用するとして、15分間ではどのくらいのkaclが必要でしょうか。

444kacl（１分のお湯を作るのに必要な力）×15分＝6,660kcal

次に
1ヶ月を30日とすると

6,660kacl×30日＝199,800kcal
さらに一般的なガス給湯器の熱効率（熱が伝わる力）が約80％なので

199,800kcal÷0.8＝249,750kcal

ここまでで一日15分間シャワーを一カ月使用した場合の使用エネルギーがわかりました。

この249,750kcalをプロパンを使って発熱した場合

LPガスの請求書でもよく見る単位【1m3】は【24,000kcal】必要なので、

先ほど計算した【249,750kcal】を【24,000kcal/m3】で割ります。

すると249,750÷24,000＝10.4m3

10.4m3が今回来る請求書の数字です。

請求金額は一体いくらになるか

さあ、あとは金額を出すだけです。

仮に基本料金約２０７７円とし単価を約７２１円とします
（ネットで17社を比較し平均をだすとこの位の価格です）

2,077＋(10.4×721)＝ガス代9,575円/月

※ガス会社によって数字は異なります。

プロパンガスは低価格またはリミット付をオススメ

決してプロパンガスを否定するわけではありません、我が家もプロパンなので。
ちなみにガス安くんなどの低価格プロパンやリミット付などの例外もあります。
※今回の記事の基本料金及び平均は価格が安い業者に高い業者も混ざり平均価格を上げていましたので基本料、単価については契約しているプロパン会社に問い合わせてみてください

ちなみに、１分で１２リッターの水がでる計算（出しっぱなしの計算で、普通は必要にお応じてお湯を止めます）なので15分で180リッターの水を使っています。。毎日お風呂一杯分使った場合です。

水道代も気を付けましょう。

 

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