「賃貸を探して仮押さえしたはずなのに、別の人に取られた…。」
そんな経験はありませんか?構えた気持ちで賃貸の内見をして、せっかく仮押さえを終えたのに、「取られた」という連絡が来ると、一気に不安になりますよね。
実は、賃貸の仮押さえには法的拘束力が弱く、条件次第では取られたという扱いになることもあります。
この記事では、
- 賃貸の仮押さえを取られたらどうするべきかの対処法5選
- よくある横取りされるパターン5選
- 賃貸の仮押さえは複数できるのか
- 複数はどこまでが許容範囲か
- 複数入れる際のリスク5選
上記がわかります。
もう物件選びで振り回されることなく、安心してお部屋探しができる未来が待っていますよ。
目次
1.賃貸の仮押さえを取られたら…?

「賃貸の仮押さえを取られた!」と聞くと、頭が真っ白になりますよね。
せっかく見つけた物件で、引越しの段取りや期待などが全て一気に揺らぐので、不安になるのは自然なことです。
しかし、多くの場合は契約前の調整段階で起こる行き違いが原因なので、感情的に動くよりも状況を整理することで取り戻せるチャンスはまだあるんです。
結論、まずは落ち着いて事実確認と次に何をすべきかの準備をしましょう。
実際には、賃貸の仮押さえを取られたケースでも、連絡の順番や書面の有無、管理会社の判断次第で次のチャンスへ繋げられることが多いです。
大切なのは、「今から何を確認し、どう動くのか」、ここを間違えなければ時間も気持ちも無駄に消耗せず、前へ進めますよ。
下記では、賃貸の仮押さえを取られた場合の具体的な対処法を順に解説していきます。
これらを知っておけば、納得の一部屋に近づけるでしょう。
1-1.賃貸の仮押さえを取られた場合の対処法5選!
「取られた」と聞くとガッカリするし、正直少し心が折れます。しかし、動き方次第で結果は変わりますよ。
やるべきことを一つずつ潰していくのが、一番の近道です。
下記に具体的な対処法を紹介します。しっかり頭に入れましょう。
- 不動産会社に「なぜ仮押さえを取られたのか」を詳しく確認する
- まだ交渉の余地がないか再確認してもらう(キャンセル待ちや条件変更など)
- 同条件、近い物件の代替になる物件を早急に提案してもらう
- 迷わず賃貸の申し込みができるよう、必要書類や初期費用の準備をあらかじめ進めておく
- 「賃貸の仮押さえ」ではなく「申し込み」まで一気に進められる体制をとる
「取られた」で止まらず、次こそは確実に賃貸を押さえる側として立ち回ることができます。
落ち込んでいる時間を、対処する時間に回して、安心納得できる物件探しにしましょう。
1-1-1.不動産会社に「なぜ仮押さえを取られたのか」を詳しく確認する
理由を知らないまま動いてしまうと、同じ失敗を繰り返すことになりかねません。
「もう決まっちゃいました」と言われるとショックでそれ以上聞けなくなるかもしれません。
しかし実際には、申し込みの順番だったのか、条件面で負けたのか、書面の提出が遅れたのかで、次に取るべき行動は変わります。
「次はここを早めよう」「ここを準備しておこう」などと明確な対策が考えられるようになりますよ。
悔しさを、次の成功の材料に変えるための大切な一歩となります。
1-1-2.まだ交渉の余地がないか再確認してもらう(キャンセル待ちや条件変更など)
完全に終わったとは限らないケースも多々存在します。
一度「取られた」と言われると、もうチャンスはないと思ってしまうのも当然です。
しかし実は、キャンセル待ちに入れる場合や、条件次第で話が戻ってくることもあります。
ダメ元でも、一応確認してもらうことで、思わぬチャンスが巡ってくることがあるかもしれませんよ。
何もしなければそこで終わりなので、後悔しないためにも、可能性は一度探ってみてもいいかもしれませんね。
1-1-3.同条件、近い物件の代替になる物件を早急に提案してもらう
お気に入りの物件を逃すと、「これ以上いい物件はないかも」という気持ちになりがちです。
実際は、似た条件の物件は他にも存在していることがほとんどです。
不動産会社に早急に探してもらうことで、気持ちも切り替えやすく、効率よく次の物件を探せるのでスムーズに進みやすくなります。
前向きに探していきましょう。
1-1-4.迷わず賃貸の申し込みができるよう、必要書類や初期費用の準備をあらかじめ進めておく
多くの場合、必要書類や初期費用の準備が遅れて、順番で負けてしまうケースが多いです。

上記の準備をしている人ほどチャンスを絶対に逃さないというわけですね。
「いいと思っていたらもう取られてた」というのは本当に辛いことです。
先に準備を済ませておけば、「ここにしよう」と決めた瞬間から動くことが可能です。
焦らず選ぶためにも、事前の準備をしっかりと整えておくことが、心と気持ちの余裕につながりますよ。
1-1-5.「賃貸の仮押さえ」ではなく「申し込み」まで一気に進められる体制をとる
本気で押さえたい物件は、スピードが全てなのです。
仮押さえはあくまでも”仮”なので、安心したつもりでいる間に、正式な申し込みの人に先を越されることも珍しくないです。
「ここがいい」と決めたのであれば、申し込みまで一気に進めることで、取られるリスクはグッと減らすことができますよ。
のらりくらりと迷って失うよりも、準備万端かつ早急に動いて確保することが、後悔しないお部屋探しのコツです。
1-2.仮押さえを取られた場合のキャンセル料事情

結論、原則として仮押さえの段階では”正式な契約”ではないため、キャンセル料は発生しないのが一般的です。
ただし、すでに申込書を提出していたり、契約書にサイン済みだったり、初期費用の一部を支払っている場合はキャンセル料がかかる可能性があります。
だからこそ、大切なのは「今の自分はどの段階にいるのか」をきちんと不動産会社に確認しておくことです。
もしも曖昧なまま次の段階へ進んでしまうと、余計な不安やトラブルを抱えることになります。
状況を整理しておけば、「ここまでなら費用はかからない」などと線引きが明確にでき、安心して次の物件探しに切り替えられますよ。
損をしないためにも、遠慮せずに確認していくことが一番賢い選択なのです。
2.賃貸の仮押さえを横取りされるパターン5選!

「やっと見つけたのに…」と肩を落とす人が多いのが、賃貸の仮押さえを横取りされるパターンです。
期待が大きい分、ショックも大きいですよね。
しかし実は、横取りされるパターンには共通点があるのです。5つ紹介しサクッと整理していきましょう。
- 申し込みの順番で後回しにされた
- 書面提出が遅れて優先度が下がった
- 条件のいい申し込みが後から入ってしまった
- 仮押さえ止まりで正式に申し込みには進めていない
- 管理会社の判断で別の人に決まった
先に賃貸の仮押さえを横取りされるパターンの全体像を知っておけば、感情に振り回されず、次の行動に移すことができますよ。
自分では気づきにくい落とし穴ばかりですよね。
下記で、なぜ賃貸の仮押さえを横取りされるのか、どう防いでいけばいいのかを解説していきます。
次は同じ悔しさを繰り返すことなく、納得のいく部屋探しができますよ。
2-1.申し込みの順番で後回しにされた
不動産会社は、”早く正式に申し込んだ人”が最優先になることがほとんどです。
「先に内見したのに」「先に仮押さえしたのに」と思うと正直かなり悔しいと思います。
しかし実際には、内見の順番や口約束よりも、申込書を出した順番が重視されるのです。
あなたが検討している間に、別の人が先に正式申し込みを出した場合、その人が優先されてしまうというわけです。よくあるケースです。
気持ちとしては「少し考えたい」だけなのに、その「少し」の間にどんどん他では話が進んでしまうことは珍しくありません。
不動産会社や管理会社は”誰が一番早く契約に進める状態か”で判断します。
仮押さえはあくまでも相談中、検討中の扱いなので不利になりやすいんですね。
だからこそ大事なのは、「いいな」と思った物件は迷っている間に順番を抜かれる可能性があるということを知っておくことです。
この仕組みを知っておけば、「先に申し込みだけ入れよう」「必要書類をすぐに出せるように準備しておこう」と主導権を握って動くことができますよ。
2-2.書面提出が遅れて優先度が下がった
必要書類の提出が遅れると、「本気度が低いな」と判断されやすく後回しにされる可能性が高まります。
口頭ではお願いしているし大丈夫だと思っている間に、話が進んでしまうケース、かなり多いです。
いくら仮押さえの申し込みの意思だけを伝えていても、申込書や身分証の提出が揃っていなければ管理会社や大家さんからすると「検討中の人」という扱いになります。
その間に、別の人が書類一式をきちんと提出していたらもちろんそちらが優先されるため、別の人の契約の話が進んでしまうのです。
気持ちや条件の問題ではなく、ただ単に準備のスピードの差で優先度が入れ替わるということですね。
本人としては「ちょっと書類を揃えるのに時間がかかっただけ」であっても、不動産の現場では「ちょっと」が致命的になることがあるんです。
だからこそ、気に入った物件があれば、すぐに書類一式を出せる準備を事前に行なっておくことが大切ですよ。
自分が優先される側に回ることができます。
2-3.条件のいい申し込みが後から入ってしまった
不動産会社は、条件のいい人が後からきたら、そちらを優先することがあります。

上記画像のように、実際の現場では、大家さんや管理会社側がリスクが低く、スムーズに契約できそうな人を優先する傾向があります。
意地悪ではなく、「確実に決まりそうな方を早めに選びたい」という判断なのです。
申込者側からすると理不尽に感じますよね。しかし仮押さえ=確保ではないという現実は知っておくべきでしょう。
戦略の一つとして、「ここは絶対に取りたい」という物件では、条件を詰めすぎずまずは通りやすい形で申し込みを出しておくのもいいかもしれませんね。
2-4.仮押さえ止まりで正式に申し込みには進めていない
先述にもありますが、仮押さえだけでは確保したことにはならず、正式申し込みに進んだ人が最優先されます。
「仮押さえできましたよ」と言われると気持ち的には安心してしまいますよね。
しかし仮押さえはあくまでも、”検討中の席を一時的にキープしているだけ”の状態。つまり物件はまだ募集中なのです。
そこに、申込書類の提出や条件確定など完全体の状態の人が申し込んできたら、不動産会社はそちらを優先します。
申し込みに進んだ人がスタートラインに立った人という扱いになるわけですね。
何度もお伝えしていますが、大事なのは、いいと思った物件は仮押さえ止まりにしないこと。手放したくないと一瞬でも思ったのであれば申し込みまで一気に進めてしまうことです。
横取りされるリスクをグッと減らすことができますよ。
2-5.管理会社の判断で別の人に決まった
最終的に「誰に貸すか」を決めるのは管理会社や大家さんの判断になることもあります。
「仮押さえもしていたし申し込みの話だけはしていたのに…」と思うと、納得いかない気持ちになるのも当然です。
しかし、賃貸では最終判断の決定権を管理会社や大家さんが持っていることが多く、下記のように条件やタイミング次第では別の人に決まってしまうことも珍しくありません。

これは感情ではなく、リスクを減らしたいという貸主側の現実的な判断なのです。
申込者側からすると非常に悔しいパターンですが、頭に入れておくべきことは、仮押さえや相談中の段階では決定権はまだこちらにはないということです。
だからこそ次は、「書類を早く出す」「条件をシンプルにする」「すぐに入居できる状態を作っておく」などと選ばれやすい状態に整えておくことが重要ですよ。
決して運任せではなく、仕組みを把握できていれば”選ばれる側”として位置付けられます。
3.賃貸の仮押さえは複数できる?

結論、賃貸の仮押さえを複数できることもありますが、トラブルの種になりやすいため、基本的にはおすすめしません。
ここまで読んでいたら、「じゃあ第一候補がダメだったら困るし、複数で押さえておけばいいのかな」と思いますよね。わかります。
実際の現場では、不動産会社や管理会社のルール、物件状況によって対応が分かれます。
つまり、賃貸の仮押さえが複数できることもあれば、断られることもあるということです。
だからこそ、「複数仮押さえができるか」ではなく、「どう進めていくのが一番安全か」を知っておくことが大切なのです。
仮に、賃貸の仮押さえを複数入れたとしても、あくまで検討中のキープが複数あるということなので、どこも中途半端になりやすく、結果的にどれも取れなかったというケースがあります。
特に、同じ不動産会社で仮押さえを複数お願いする場合は、優先度を下げられてしまう可能性もあるので要注意ですよ。
3-1.実際に複数はどこまでOK ?
結論、同時にいくつも正式に仮押さえすることは基本NG寄りですが、強いていうなら検討段階での軽いキープまでであればOKです。
不動産会社によっては「内見予定を複数入れる」「検討中として一時的に候補に入れておく」程度であれば問題ないこともあります。
しかし、申し込みに近い状態の仮押さえを複数入れるのは、現場ではかなり嫌がられることが多く、優先度を下げられたり、最悪の場合どれも通らない原因になることもあるのです。
「軽い検討程度のキープならOK、契約前提の本気度の高い仮押さえを複数することはリスクが高い」ということですね。
不動産会社や管理会社は本気で決めにきているのかを見ています。
複数のキープが判明すると、「様子見の人」と判断され後回しにされる可能性が高まってしまうことを覚えておくといいでしょう。
複数見るのは内見や検討段階まで、本命が決まったら、そこに一本化して進めていくのが最も安全で失敗しにくい進め方ですよ。
3-2.賃貸の仮押さえを複数入れるリスクを5つ解説
複数のキープは「優先度が下がる」「チャンスを逃す」「信用を落とす」リスクが一気に高まります。
先述にもあるとおり、賃貸の現場では「本気度」が非常に重要視されるため、複数のキープは思っている以上に不利に働くことがあります。
具体的なリスクは以下のとおりです。
| 優先度が下がる | 「どうせ決めないかも」と思われ後回しにされがちになる。 |
| いざ決めたい時に取られている | 本命を迷っている間に、別の人が先に申し込んでしまう。 |
| 交渉が通りにくくなる | 条件交渉をしても「本気じゃない人」と見られ通りにくくなる。 |
| 判断ミスをしやすくなる | 複数の同時進行で期限や書類の管理がごちゃつきチャンスを逃す。 |
| どの物件も押さえられない | どれも中途半端になり本末転倒になる。 |
保険のつもりが逆にリスクを増やしてしまうのが、複数キープの怖いところですね。
ここまでのリスクを知ったからといって、部屋探しを怖がる必要は全くありませんよ。
「無理に複数のキープをせず、本命が決まったらそこだけに一本化して動く」ということを念頭に置くだけで、横取りやトラブルの可能性は確実に減らせます。
リスクを避ける動き方さえしていれば、賃貸探しはしっかりと安全に、納得のいく形で進められるので安心してくださいね。
焦らず、チャンスだけは逃さないというバランスを意識し、不動産会社に相談しながら進めていけば大丈夫ですよ。
4.まとめ

- 賃貸の仮押さえを取られたと感じる多くの原因は、申し込みの順番とスピードの差にある
- 書類提出や準備が早い人ほど、優先されやすくチャンスを逃しにくい
- 条件を出しすぎない申し込みは選ばれる確率を上げる
- 仮押さえ止まりで確保にならず、正式に申し込んだ人が有利
- 管理会社や大家さんの判断で、条件のいい人が最優先で選ばれることがある
- 複数のキープは、優先度の低下や信用を下げるリスクが大きい
- 仕組みさえ知った上で動くことができれば、賃貸の仮押さえを取られたという事態を防ぐことができる
- 正しい進め方をすれば、賃貸の仮押さえを取られたと悩むことなく、納得の部屋探しができる
部屋探しは、タイミングとスピードで結果が変わってしまう世界です。
「仮押さえをしたからもう大丈夫」と安心していたのに、急に話が流れると気持ち的にも疲れてきますよね。
仕組みを知って正しい順番で迅速に動くだけで、結果はまるッと変えられるのです。
最も大切なのは、準備を整え決めるときは迷わず進むこと。ホームスナイパーのフタッフは、”後悔しない選び方”を一緒にサポートしています。
この記事によって、あなたが安心して、次の一歩を踏み出すきっかけになれれば嬉しいです。


