札幌部屋探しのコツ6選を紹介!内見のポイント7つや家賃の相場とおすすめエリアも大公開!

引っ越しというのは、何回も何回も気軽な気持ちでできるような事柄ではないですよね。

せっかく引っ越すのなら、自分や家族が満足できてある程度不自由のない、安心できる空間となるお部屋探しができると理想です。

札幌は夏と冬の寒暖差が激しく、お部屋探しをする時期によっては、次のシーズンが来た時に「こんなはずではなかった」と後悔しかねません。

結論、札幌でのお部屋探しのコツは、寒さ対策に関する確認や除排雪の有無、エアコンの確認などが挙げられます。

この記事では、お部屋探しのコツに加え、内見のポイントや家賃の相場とおすすめのエリアについて解説しています。

札幌生活のコツを掴めば、すべてのシーズンで快適に過ごせる物件が見つかるでしょう。

目次

1.札幌での部屋探しのコツを6選紹介!

「コツを知っていればもっといい物件が見つかっていたかもしれない…。」と住んでから後悔することのないように、しっかりとコツを把握しましょう。

  1. 暖房の燃料を確認
  2. 構造の確認
  3. 駐車場の上の階かどうか
  4. 除排雪は入るのかどうか
  5. エアコンは付いているか
  6. 都市ガス対応かどうか

札幌の部屋探しで重要なのはやはり、冬の厳しさをどう乗り越えるかという部分でしょう。

何もわからない上で部屋探しをしてしまい、物件を決めてしまうと、住みにくさや金銭面でも損をしてしまう可能性が否めません。

札幌の冬は、1度経験しないと対策が身につきませんよね。

「初めての一人暮らし」「札幌暮らしが初めて」などの境遇の場合、なかなかイメージがつきにくいと思います。

それぞれ6つのコツを噛み砕いて説明していきますね。

1-1.暖房の燃料を確認

札幌はなんといっても雪国です。冬は暖房が必須となり、1日中暖房を稼働させることになります。

引用:いちたかガスワン公式

燃料には灯油、ガス、電気の3種類があります。下記にまとめました。

メリットデメリット相場
灯油・暖まりが早い
・パワーが強い
・灯油の匂いがする
月2〜4万円
ガス・臭くない
・暖まりがやや早い
・プロパンガスは高い月1〜2万円
電気・乾燥にしくい
・スペースを取らない
・パワーが弱い
・暖まりが遅い
・パネルの場合高温
月2〜3万円


暖房器具によっても、パワーがそれぞれ違います。

電気はパワーが弱いので、なかなか暖まらない傾向にあります。その上相場が若干高いので、コスパは少々悪いかもしれませんね。

最近はリビングの暖房がエアコンのみの物件もありますが、果たしてお部屋全体がしっかり暖かくなるのかは定かではありません。

自身の家族構成や環境、予算などに合わせて部屋探しを進めていくことをおすすめします。

1-2.構造の確認

近年、賃貸アパートやマンションの多くは短期間で建てることができる鉄筋コンクリート造が増えています。

家の構造は鉄筋コンクリート造、鉄骨造、木造に分けられます。下記にまとめました。

メリットデメリット建築費用
鉄筋コンクリート造・暖かい
・地震火災に強い
・防音に優れる
・夏のみ暑い
・結露あり
・カビやすい
90〜120万円
鉄骨造・通気性がいい
・結露する
・音漏れする
・地震火災に弱い
80〜120万円
木造・通気性抜群
・家賃安め
・冬のみ寒い
・音漏れあり
・火災に弱い
70〜100万円

鉄骨造や木造は、湿気がこもりにくいという点がありますね。

札幌の冬は外気の異常な寒さと室内の暖かさにより結露しやすい状態です。

そのため、家の構造ではできるだけ結露しにくいものを選ぶのも一つの手ですよ。

1-3.駐車場の上の階かどうか

駐車場の上の階は、ガレージ部分にしっかりと断熱施工がされていないため、冷気が床から伝わり非常に底冷えしやすいです。

もし駐車場の上の階を選ぶのであれば、費用は増しますが床暖房の設置やこたつの使用、カーペットなどで凌ぐことをおすすめします。

1-4.除排雪は入るのかどうか

道の幅によっては、除排雪が入らない道もあります。

引用:札幌市

除排雪が入らないと、ガタガタに道になり外出が億劫になりかねませんよね。

しっかりと家の前だけに限らず、周辺の道の道路状況も確認しておくことが大切です。

ちなみに、除排雪ができない条件は以下の通りです。

  • 幅8メートル未満の市道、歩道
  • private道

歩行用除雪車で行える道なのか、道路の所有者や関係者が行う必要がある道なのか道の条件によっては異なります。

しっかりと除排雪を行なっていただけるのかは確認しましょう。

1-5.エアコンは付いているか

札幌でも、最近は夏の気温が異常に高いです。

引用:tenki.jp

猛暑日には35℃になることもありました。

そのため、数年前から老若男女エアコンの需要が高まりつつあるのです。

熱中症予防にもエアコンは役立つので、ぜひ冬だけに限らず夏想定の確認も怠らないようにしましょう。

1-6.都市ガス対応かどうか

札幌の冬場に、部屋自体をプロパンガスで暖める場合のガス代は約8,000円〜10,000円です。

引用:プロパンガス協会

ガス代を安く済ませるためには、都市ガスがおすすめです。

しかし都市ガスは地中にガス管を埋め込む工事が必要なため、工事をされていない地域には供給ができません。

そのため、都市ガスを利用できる地域は限られるので、しっかりと対象の物件は都市ガスに対応しているのかを確認しておく必要がありますね。

住んでから「都市ガス対応じゃなかった…。」なんてことのないように、注意しておきましょう。

2.札幌での部屋探しは内見時のポイントがある!

札幌だけに限った話ではありませんが、まず最初に部屋探しで大切な工程の一つ、「内見」です。

ここで漏れることなくチェックしておくことで、札幌に住み始めてからの安心感や満足度に繋がっていきますよ。

札幌の部屋探しで内見時に見ておくポイントを絞りました。

  1. 交通の便や駅から自宅までの時間の確認
  2. 騒音の有無
  3. 日当たりや眺望
  4. 共用設備の確認
  5. 遮音性の具合
  6. 室内の設備確認
  7. 防犯の確認

確認には時間がかかりそうですが、適当に決めて再度引っ越しになる方が手間も時間も取られます。

自分1人で行おうとせず、必ず担当者のスタッフに協力していただきましょう。

担当者と綿密に連絡を取り合い、内見時に気を使うことなく確認できるよう心の準備をしておくといいですね。

ホームスナイパーのスタッフは、「親切」「丁寧」「迅速」さが売りといっても過言ではありません。


親切に丁寧な対応してくださり、大家さんへの連絡もマメにしてくださって助かりました。

引用:ホームスナイパー公式

必ずお客様の気持ちに寄り添って部屋探しに立ち会っているので、心強い存在ですよ。

2-1.交通の便や駅から自宅までの時間の確認

不動産会社では80mを1分と換算して、大体の駅までの所要時間を表しています。

引用:SUUMO

坂道や人の歩く速さは考慮されていないので、実際に自分の足で歩いて確かめることが最も重要ですよ。

バスや自転車の場合は、以下のことも確認しておきましょう。

バスの場合最終バスのチェックをする
自転車の場合駅周辺に駐輪場があるかどうか

全て、実際に自分で向かって確認する方が、正確な情報を得られます。

ついでに周辺のスーパーや銀行などもチェックしておくと無駄がなくていいかもしれませんね。

2-2.騒音の有無

近隣の工事の音、学校の音、幹線道路の音など騒音の原因となるものはいくつかありますよね。

平日の昼間に騒音が多いのか、はたまた夜に多いのか、事柄によって異なるので朝昼晩と分けて確認しに行くのもおすすめです。

また、休日や週末と分けて、2回ほどチェックしに行けると理想ですね。

徹底的に確認ができますよ。

2-3.日当たりや眺望

内見時、窓がどの方角を向いているのか、さっと確認したくてもなかなか分かりづらいものです。

スマホのコンパスアプリで確認してみることをおすすめします。

引用:Apple

詳しい日当たりの時間帯は下記にまとめました。

日当たり良・南(1日中)
・東(午前中)
・西(午後)
日当たり悪北(日中から照明が必要なことも)

概ね南東西が明るいことが多いですが、必ずしも南東西がいいとは限りません。

部屋の真隣に接するように建物が立っていたり、遠くに高いマンションがあれば日当たりは悪くなります。

実際に窓の外を見渡し、周囲の状況と照らし合わせてみることが大切ですよ。

日当たりの悪さはカビの原因にもなりかねないので、しっかりと把握しておきましょう。

2-4.共用設備の確認

駐車場や駐輪場は使用する分をしっかりと確保できるのか、エレベーターはストレスなく使えそうでこまめに清掃がなされているかがポイントです。

廊下の照明が切れたままになっていたり、階段にゴミが落ちたままなどは管理に力を入れていない可能性が高いです。

その場合、入居後に何かあっても管理会社と連絡がつかなかったり、対応が遅かったりという事態に陥ることがあるので要注意ですよ。

トラブルを避けるためにも、管理の具合などは推測しておけると安心ですね。

2-5.遮音性の具合

音の確認は以下にまとめました。

外からの音の確認窓を閉め切った時に外の音が漏れて聞こえてこないかをチェック
上の階や隣接住居からの音確認内見時のタイミングで確認することは難しいので、担当者に聴取

逆に、住んでから自分がどれくらいの生活音に気をつけるべきなのかも把握できるので、しっかりと確認していきましょう。

音は意外とストレスになり健康被害にもなりうるので、甘く見てはいけませんよ。

2-6.室内の設備確認

水の出具合や排水のスムーズさ、各収納が十分な広さかを確認しましょう。

収納スペースに関しては、実際に開けて確認してみることをおすすめします。

幅、高さ、奥行きアド測っておけば、収納ケースを買う際の参考にもなります。

また、他物件の収納量を比べる際に役立ちますよ。

収納はイメージがつきにくく、住み始めて実際にものを入れてみて「意外と狭いかも」と感じることが多いですよね。

「失敗した」とならないためにも、くまなくチェックできると安心ですね。

2-7.防犯の確認

カーテンを開けた際に、部屋の中が丸見えとなるリスクや、夜間の人通りを確認しておくのが無難です。

人通りに関しては、可能であれば実際に夜歩いてみて、どの道が安全かを軽く把握しておくと後々楽かと思います。

担当者と綿密に連絡を取り合い、情報共有をしておくと心強いですよね。

特に女性の一人暮らしの場合は、担当者に実際の人通りを確認してもらうのも一つの手ですよ。

2-8.ホームスナイパーは内見を生中継できる!

現代は朝から晩まで働くことのほうが多いですよね。

「家事や仕事で時間がない」「札幌まで遠い」「時間とお金を効率的に使いたい」など、さまざまな理由で内見が困難なこともあります。

ホームスナイパーでは、内見できないお客様に向けて、LINEにて内見の様子を生中継するサービスを無料で導入しています。

引用:ホームスナイパーHP

LINEの通話機能を利用して、気になるお部屋の中を画面越しに見学できます。

好きな日程で、移動費も0円で内見することが可能ということですね。

また、録画もできるのでパートナーや親戚にも相談した上でじっくりと決断まで時間を取ることができますよ。

浮いた費用は、引っ越し代や家具代など自由に使えるので、大変便利なサービスだと思います。

お客様の気持ちやライフスタイルを第一に考えた、非常に親切なサービスですよね。

3.【札幌部屋探し】家賃の相場とおすすめエリア

「実際家賃ってどのくらいなんだろう」「どうせなら治安のいいエリアを部屋探しで知っておきたい」などと思いますよね。

札幌の駅名ごとに分けて考えていきます。

札幌の家賃相場は、東西線で約3.5万〜⒌4万、東豊線で3.0万〜4.5万、南北線で3.5万〜6.0万です。

その中でも、大通り周辺の家賃がやや割高になりますが、どの地域にもすぐに行きやすいなどの利便性で考えると一番安定かもしれませんね。

部屋探しでは、周辺の環境が自分の求めているものなのかという点と家賃を併せて考えていけるとベストです。

東西線、東豊線、南北線にそれぞれ特徴があるので、おすすめのエリアも併せて解説していきます。

3-1.東西線

引用:ジョルダン

東西線の家賃の相場は、約3.5万円〜⒌4万円で、最もおすすめなエリアは以下の通りです。

  1. 琴似
  2. 菊水
  3. 東札幌
  4. 新札幌

特に、琴似は居酒屋や区役所、その他スーパーも集結しているので便利な上、非常に賑やかで防犯上は比較的安全かもしれません。

新札幌はレジャー施設やショッピングモールがあり、その場で完結できるくらい栄えています。ファミリー層やご高齢者にとっても住みやすい地域ですよ。

また、菊水や東札幌に関しては、家賃が安い物件が多く、駅も近いため通勤通学に向いていると言えます。

東西線は、上記の駅以外にも円山公園駅を経由しているためおしゃれなカフェや喫茶店も近場で堪能できそうですよね。

3-2.東豊線

東豊線の家賃の相場は、約3.0万円〜4.5万円で、最もおすすめなエリアは以下の通りです。

  1. 栄町
  2. 東区役所前
  3. 福住

東区役所前には、高校やスーパー、学生が住みやす物件が揃っているため一人暮らしにも向いていますよ。

万が一終電を逃しても、中心部から帰れない距離ではないため、安心して飲みに出かけられそうです。

福住はドームが近いため、コンサートやスポーツ観戦に気軽に足を運べます。

イベント時に混雑する地下鉄を省き、ささっと徒歩で向かえるのは特権になりますね。

さらに福住と栄町は、方向は逆ですがどちらも始発なので、何があっても必ず座れるという点でも特権になりますよ。

3-3.南北線

南北線の家賃の相場は、約3.5万円〜6.0万円で、最もおすすめなエリアは以下の通りです。

  1. 北24条
  2. 麻生
  3. 平岸
  4. 澄川

北24条は札幌駅から3駅しか離れていないですが、家賃の相場は比較的安めの物件が多く、お財布に優しい地域です。

麻生には地下鉄、JR、バスの全ての交通機関が揃っているため、どこにお出かけするにしても大変行きやすく幅広い年齢層が住みやすいエリアです。

平岸はまさに「ちょうど良い」エリアです。都心へのアクセスも地下鉄で9分と手軽な上、ドラッグストアやスーパーなども揃っています。

中心部の喧騒からやや距離をとりつつ便利な生活が送れるでしょう。

澄川といえば居酒屋が多く、スーパーや病院も揃っているため、学生からファミリー、ご高齢者にも人気の住みやすいエリアですよ。

部屋探しの段階で、周辺に施設が揃っていることを、住みやすさの条件に当てはめていくと探しやすいですよ。

4.まとめ

札幌の部屋探しをするときのコツを主に紹介しました。

札幌の難点はとにかく冬場をどう乗り切るかという点ですね。同時に燃料費もバカにならないわけです。

さらに、部屋探しのコツを含めどれだけお得に、安心して住めるかは内見にもかかっていますよね。

ホームスナイパーでは内見を「LINE生中継」してくれるサービスもあるので、仕事や家のことで実際に内見しに行けなくても困りません。

ホームスナイパーの敏腕営業スタッフが、お客様のライフスタイルに合った進め方を提案し、気になる物件を生中継でお伝えしてくれますよ。

札幌で部屋探しをする際には、気軽に連絡できるホームスナイパーで、コツのポイントを共有することから初めてみてください!